ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権
やっぱり、見事な1冊だったなあ。この問題の第一人者だよなあ。もともと、自衛隊は違憲論者の著者だけど、ここでは、あえて、1954年の「専守防衛」ラインに押し戻すということを目的に論じている、そういう一冊。それだけに、迫力も十分。もちろん、最後には、そもそもの自説による平和の構築も論じるのだけど。
だけど、大きな論点として、これまでの政府の解釈との関係で、今回の問題がなぜ問題なのかについての説明からはじまって、7・1決定の際に、当時容認した人への批判もシャープで、それは今につながる論点にもなっている。
続けて、個々の問題の政府の議論の欺瞞と矛盾を、これまで制定されている(軍事的な)法制度とのかかわりでも論じていくのは、真骨頂。それをうきぼりにする資料が満載されていて、読んでいて好奇心が駆り立てられ、引き込まれていく。
強行採決を、見ながら、自分で冷静になるために、もう1度、論点を見つめなおすために、あえて、この時期に読んでみた。
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