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2015/07/07

盧溝橋事件78年:習主席が式典欠席 日本の動向見極めか

 安倍さんは、戦争法の必要性を、ご近所づきあいを強めてドロボーを防ぐといった、だけど、果たして、安倍さんは、どことご近所づきあいを強めているのか。結局、その対象はアメリカでしかない。こと、中国にいたっては、ほとんどドロボー扱いとも言えそうだし。しかし、向こうからみれば、日本は、かつてドロボーとして押し入った「前科者」なんだから。

盧溝橋事件78年:習主席が式典欠席 日本の動向見極めか(毎日新聞)

 1937年の日中全面戦争の発端となった盧溝橋事件発生から78年を迎えた7日午前、北京市郊外・盧溝橋にある「中国人民抗日戦争記念館」で、「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」を記念する展覧会の開幕式が開かれた。昨年の関連式典には習近平国家主席が出席したが、今年は姿を見せなかった。関係改善の兆しが見える日本の動向を見極める姿勢を示した形だ。
 中国は、安倍晋三首相が今夏発表する戦後70年談話について、村山首相談話(1995年)などのように「侵略」「おわび」が明記されるか注視している。習主席は昨年の式典で「侵略の歴史に対する否定や歪曲(わいきょく)を中国人民は決して許さない」と安倍政権をけん制していたが、今年は出席そのものを控えた。
 式典では、共産党最高指導部で言論統制を統括する党序列5位、劉雲山・政治局常務委員が出席。「党を柱とする中華民族が東の主戦場で戦い、世界の反ファシスト戦争の勝利に貢献した」などと演説し、先の大戦で中国が果たした役割を強調した。
 中国は今年を「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」と位置づけている。中国での旧日本軍の行為は独伊による欧州各国への侵略と同列▽中国は大きな犠牲を払って世界反ファシズム戦争である抗日戦争に勝ち国際社会に平和をもたらした−−との主張を展開し、展覧会では中国側のこれらの主張をアピールしている。9月には70周年を記念した軍事パレードなど大規模行事を開く予定で、日中間で歴史問題をめぐる神経戦が続く。

 ある意味で、日本がヨーロッパに先駆けて、本格的な戦争に突入していった日でもある。ドイツでは、こうした日は、それぞれに記念行事がおこなわれ、かつての歴史への反省が継承され続けている。だけど、日本では、どれだけの人のあいだで、こうした日について考える場がもたれているのだろうかと考え込んでしまう。それどころか菅官房長官は、今日の記者会見で、中国政府が「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」として展開する宣伝活動について、「中国が抗日70年を強調し、歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と安定に役に立つものではない」と述べたというのだから、まるでけんか腰である。

 そう言えば菅さん、韓国に対しても、「強制労働」問題で、「44年9月から45年8月の終戦までの間に、国民徴用令に基づき朝鮮半島出身者の徴用が行われたことを記述した」として「国際労働機関(ILO)の強制労働条約で禁じられた強制労働には当たらないと理解している」と言ったそうだ。「自らの意思に反して連れてこられ、厳しい環境で働かされた多くの朝鮮半島出身者らがいた」という事実をみとめながら、法的責任を認めないし、反省も、あやまりもしないわけだ。それが、いわば日韓条約による決着だと。これが近所づきあいの正体でもあるんだよなあ。

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