« 盧溝橋事件78年:習主席が式典欠席 日本の動向見極めか | トップページ | マタハラ経験6人に1人 女性500人に民間調査 »

2015/07/07

20世紀の戦争とは何であったか

54710 ずっと以前に読んだはずの本を、再読。木畑論文を中心に。なかなか興味深い。この20世紀の戦争にかかわっては、戦争の違法化との関係で論じることが多いけど、どちらかというと、総力戦という戦争と社会とのかかわりのなかで、考える。第一次世界大戦という帝国主義の時代の戦争から、総力戦が、第二次大戦でどのように変容し、それが反ファシズムという面をもつようになったのか。しかし、同時に、そういう議論を、この前読んだ、木畑さんの『20世紀の歴史』の帝国主義の崩壊の過程、反(脱)植民地主義の流れのなかで、読み直してみると、なかなか新しい発見があって、なるほどなあと、さらに思えるところがあったりする。そういう歴史の流れと、いまの戦争法の流れとのかい離というか、逆向き加減が、なおさら日本の混迷を浮き彫りにするようにも思える。

« 盧溝橋事件78年:習主席が式典欠席 日本の動向見極めか | トップページ | マタハラ経験6人に1人 女性500人に民間調査 »

平和」カテゴリの記事

読書」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 20世紀の戦争とは何であったか:

« 盧溝橋事件78年:習主席が式典欠席 日本の動向見極めか | トップページ | マタハラ経験6人に1人 女性500人に民間調査 »

無料ブログはココログ
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30