「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」
安倍さんは、お得意の産経新聞の単独インタビューであるが…。5月におこなわれたものが『正論』に掲載されている。
「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」(産経新聞)--4月末に訪米され、日米首脳会談、公式晩餐会、連邦議会上下両院合同会議での演説に臨まれました。これに先立ち、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)も行われました。一連の行事についての報道を見て、日本は敗戦から70年を経て、ようやく戦後から脱却する大きな一歩を踏み出したのではないかと思えました。総理の手応えは?
安倍晋三首相(以下、「安倍」と略) 1957年、私の祖父で当時の総理であった岸信介は、訪米して当時のアイゼンハウアー大統領と首脳会談を行い、上院と下院のそれぞれで演説しました。大統領とはゴルフもプレーし、一緒にときを過ごしました。GHQ(連合国軍総司令部)による占領は終わっていましたが、敗戦からまだ12年しか経っていない時期です。
3年後の1960年に日米安全保障条約の改定期が迫る中、祖父はこの時すでに、占領下で交渉が行われた条約を独立国家・日本にふさわしい形に改正して、日米に新しい時代をスタートさせるという決意を胸にしていたのだと思います。
東西冷戦の終結を象徴したベルリンの壁崩壊から25年が過ぎ、世界はさまざまな課題に直面しており、各国が協力しながら取り組んでいかなければならない時代を迎えています。…
うーん。「希望の同盟」か。そのうえに、積極的平和主義があるということね。歴史問題も、前向きというのは、同盟強化のための「和解」である、歴史の「教訓」であるということなのね。あけすけに語ってるのだけどなあ。
大きく局面がここから変わったわけだけど。いろいろ安倍さん固有の考え方は、内外で通用しないことがあらわになった感じはするが、どうなのだろうか…。
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