障害ではなく時代が憎い
やっぱり地方紙がすごいなあ。これは西日本新聞。5月31日付の特集。そのとき、写真にとったものがFBでアップされていて、ぜひ読みたいと思っていた。
障害ではなく時代が憎い(西日本新聞)まひ治療中、医師は戦場へ
パステルカラーのカーディガンがよく似合う。鹿児島市のデイサービス施設を訪ねると、上村(かみむら)慶子さん(76)が電動車いすで迎えてくれた。職員に「おしゃれにしとるね」と声を掛けられ、ちょっと照れながら。
今回の「証言をつなぐ」特集のテーマは「障害者と戦争」。上村さんも四肢や顔に障害があり、もう70年以上、歩いていない。
「戦争がなければ歩いていたかもしれないんです。情けないですよ」
真っ先に振り返ったのは6歳、1944年ごろの出来事だった。生後すぐ、足がまひして力が入らなくなっていたが、母の親戚に医師がいて、専門的な治療を受けるチャンスが巡ってきた。激痛で泣きわめくほどだった施術の直後は、立って1歩、2歩、3歩、足を前に進めることができた。
戦後70年 証言をつなぐと題した特集の8回目は障害者。多角的に証言を紹介している。とにかくすごいいい特集。
岸さんと、蟻塚さんがコメントをよせている。
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