組み体操事故相次ぎ文科省通知
昨日のニュースだけど、ちょっとクリップ。
組み体操事故相次ぎ文科省通知(NHKニュース)学校の運動会で行われている、子どもたちの組み体操で事故が相次いでいることから、文部科学省は、全国の教育委員会などに対し、事故防止の対応を求める通知を出しました。
多くの学校の運動会で行われている組み体操は、近年、規模が大きくなる傾向があり、平成25年度に組み体操によって子どもがけがをした事故は、全国の小学校だけでも6300件余りにのぼっています。
事故は、今年の春の運動会の練習中にも各地で起きていて、千葉県松戸市の小学校では、子どもが、円形になって積み上がる「タワー」で、一番上の子どもが転落して脳出血を起こす大けがをしました。
こうした事態を受けて、文部科学省は、全国の教育委員会などに対し、体育活動中の事故防止の対応を求める通知を出しました。
この中では、体育の授業や運動会での事故を防ぐための対策を再度確認するとともに、必要に応じて組み体操を含めて体育や運動会の内容の見直しなどを求めています。
文部科学省スポーツ・青少年局の日向信和参事官は「十分な安全が保てないのであれば行うべきではないと思います。学校で安全指導の計画をきちんと作り、運動会に臨むことが大事だ」と話しています。
6月は運動会シーズンだから、いろいろ運動会のことが話題になる。たしかに、どこでも、組み体操がやられているみたい。それも、内容が尋常じゃない。タワー型など、かなり高度なものがなされている。ボクの子どもの頃にも、組み体操はあったけど、たいしたことはないしょぼいものだった。自分の子どもの頃は、そんなに組み体操なんて話題にならなかったけどなあ。なぜ、いまのような組み体操が、いつごろからおこなわれるようになったのかなあ?
どう考えたって、異常な感じがする。だけど、運動会のプログラムなんていうのは、日常的な授業の延長線上にあるわけだから、日常的な授業がそういう競い合いをベースになっているということなのだろうか?問題なのは、そういうことがおこなわれるようになっている学校のありようのほうなのかもしれない。教員たちがどのような議論をしているのか、というか、きちんとした議論が保障されているのか? ということも含め、いろいろ聞きたいものだ。
あ、内田さんの新著、『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』読まんとなあ。そう子どもと先生を苦しめるなんだよなあ。内田さん、いよいよ黄髪だと、西のほうから噂もね。
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