安保法制、なぜ全国の憲法学者が声を上げるのか 沖縄5氏に聞く
今日は、全国的には新聞はお休み。沖縄の地元紙が、地方紙らしい、いい記事。
安保法制、なぜ全国の憲法学者が声を上げるのか 沖縄5氏に聞く(沖縄タイムス)安倍政権が今国会の成立を目指す安全保障関連法案に対し、全国の憲法学者らが連名で声明を出し、速やかな廃案を求めている。その数は12日時点で226人。声明は、法案によって憲法9条の理念が根底から覆り、「戦争法案と呼ばれていることに十分な根拠がある」と警鐘を鳴らす。なぜ憲法のプロたちが結束し、安保法案に反対しているのか。沖縄から名を連ねる5人に思いを聞いた。
■憲法への「下克上」 仲地博氏 沖縄大学長
憲法研究者として看過できない。今、声を上げないといけないという思いで呼び掛け人に加わった。従来右派とされてきた学者も安倍政権に反対している。
政治は、憲法の下で行われるもの。「憲法を法案に適応させる」という中谷元・防衛相の発言に政権の考えが表れており、法律を憲法の上に置く「下克上」だ。
後方支援に武器提供まで含まれ、戦闘行為そのものだ。従来の政府解釈を超える。堂々と憲法改正を訴えるべきだ。「従来の考えを変えていない」という政府側の説明は、立憲主義をないがしろにしている。■専守防衛から逸脱 高良鉄美氏 琉球大教授
これだけ短期間に憲法学者の賛同が集まったのは、危機感の表れだ。「政府が合憲として法案を出した」という菅義偉官房長官の国会答弁はおごりだ。憲法を知らないから言える。
自衛隊の武力行使の要件に、「わが国と密接な関係にある他国」が攻撃を受けた時も含まれた。憲法9条は最大限譲歩して個別的自衛権を認めたが、わが国が攻撃を受けずに武力行使に参加するのは、どう考えても専守防衛を逸脱する。
「合憲性」をつくり出すため、下位の法律で憲法を変えようとしている。考え方自体がおかしい。■何から何まで違憲 井端正幸氏 沖縄国際大教授…
■戦後の歩みを否定 高良沙哉氏 沖縄大准教授…
■徴兵制にも可能性 小林武氏 沖縄大客員教授…
こうした憲法学者の発信も、大いに広がればいいと思う。
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