琉大の生涯教育課程、21年度までに廃課へ
地方紙を見ていると、大学「改革」も大きな課題だということがわかる。大きな大学のグローバル化の流れとともに、地方大学がどうなっていくのかも、まちがいなくよく考えないといけない。
琉大の生涯教育課程、21年度までに廃課へ(沖縄タイムス)琉球大学(大城肇学長)が2021年度までに、教育学部の生涯教育課程(定員90人)を廃止することが5日分かった。ただ大幅な定員減となるため、大学経営への影響も大きく、代わりに学校教育教員養成課程(定員100人)の定員増を国に求めている。
教育学部は、教員免許状取得を卒業要件とする学校教育教員養成課程(定員100人)と、免許取得を前提としない生涯教育課程に分かれる。
文部科学省は、教員養成の強化を求める一方、団塊の世代の大量退職に伴って一部の地域で教員不足がみられることから、生涯教育課程は廃止も含めて見直すよう全国の国立大学に促していた。
琉大の生涯教育課程は、沖縄島嶼(とうしょ)教育、自然環境科学教育、心理臨床科学など5コースがある。一部のカリキュラムは、教育学部以外の学部・学科に改組することも検討している。
琉大側は、定員減の影響を最小限に抑えるため、教育学部以外の学部・学科の増員要請も視野に入れており、全学的な組織改編につながる可能性がある。
文系の縮小が注目されているけれども、ボクは、かならずしも大学改革が必要ないとは思わない、社会も大きな変化がおこっているし、ユニバーサル化したもとで、大学への要請の内容も大きく変わっているからだ。学生の状況1つをとっても、どう社会的な自立を支えていくか、課題が大きい。だから、種別化というものを全面的に否定しようとは思わない。
だけど、問題は中身なのだ。そこがどう扱われているのか。学生が不在ではこまる。そして、その学生というのは、いまの学生も、未来の学生も、過去の学生も含めてだ。その若者たちの自立を支えていかなくてはいけない。その実態とマッチしているのか。
と同時に、それは地域を舞台におこなわれる。地域社会にとって、大学がどのような役割をはたすのか。綿密なデータにもとづいて、議論されているのだろうか? 沖縄という地域にとって、とりわけ、沖縄の教育にとって、琉大の役割は大きい、ではいまどのような役割が求められているのか。しっかりした、議論が、広く、深く行われているのか。そのことをよくよく見ていかなければいけないと、いうことなのだと思うけどなあ。
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