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2015/05/23

実教出版「日本史」教科書 選定校に報告要請 国旗・国歌の授業内容など

うーん、千葉では、こんなことがおこなわれているのか。ちょっとなあ。

実教出版「日本史」教科書 選定校に報告要請 国旗・国歌の授業内容など(東京新聞)

 国旗掲揚や国歌斉唱に「強制の動きがある」と記載した実教出版(東京都)の高校日本史教科書を選定した県内の県立高校十校に対し、県教委が国旗・国歌に関する記述などを取り扱う授業が適切に実施されたか、授業後に報告するよう求めていたことが分かった。県内の現職・元職の教員や市民らでつくる「教科書と教育を考える千葉県民の会」は二十二日、「教育の思想統制につながる。教育への不当な支配そのものであり、断じて許されない」と抗議した。
 県教委によると、要請は四月二十四日付。十校に対し、国旗・国歌の記述の取り扱い時期を示した年間学習指導計画や、第二次世界大戦、南京大虐殺の犠牲者数についてどのように指導する計画かを示した資料を五月二十二日までに提出するよう求めた。
 あわせて授業後には「授業日」や「授業を参観した管理職名」「あらかじめ計画した補助教材・資料などで適切に実施されたか」「使用した補助教材・資料などは計画と変更が無いか」などの報告を求めた。
 県教委の要請について、同会代表の三輪定宣・千葉大名誉教授(77)は記者会見で「教育行政機関が、行政権力を盾に一片の通知や事務連絡で、授業に介入・干渉・監視することは到底許されることではなく、重大な違法行為」と批判。
 実教出版の日本史教科書で教えている県立松尾高校の伊藤暁教諭(55)は「検定に合格している教科書であり、何ら誤ったことはしていない。過去に日本が行ってきたことを、いろんな説を交え、生徒に伝えることが一番大事」と訴えた。
 県教委は教科書採択前の昨年八月にも、実教出版の教科書を選ぶ方針の学校に「選定理由の追加提出」を求める通知を出し、指導計画などを尋ねていた。…

いよいよ、中学教科書の採択がはじまるけど、高校ではこんなことが。表現の自由をめぐる問題、子どもと教師のあいだでつくられる教育活動における自由の問題、そのなかでの教師の専門性の問題。いろいろ考えなければいけない問題が山積みだ。すでに、検定ということにとどまらない、教育活動全体への干渉の問題になってきている。
大学では、大学の自治の問題が問われている。「君が代」「日の丸」問題も含め、学問の自由をどう考えるのかが問われているわけだけど。総じて、専門的な知性そのものを無視していこうという悪意も強く感じる。それは、中・高の学校の問題も同じな感じがする。このあたりもよく整理して考えたい問題。

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