チスル
ここんところ、全然、映画を見れていなかった。久しぶりに見た。DVDででだけど。もちろん、この映画の舞台は、済州。4・3事件を描いたもの。住民の目線は、なぜ、不条理に、逃げまどい、危険にさらされるのかというもの。だけど、最初は、楽天的であり、朗らかだったが…。兵士の目線は、その愚かさ。それが交錯する。そして、住民たちが、殺されていく。チスルというのは、じゃがいもの意。住民たちは、飢えていても、自分たちのじゃがいもを敵の兵士にも差し出す。しかし、…。
ただ、この非人間的な、悲惨な事件を、正面から描いているといっても、まずほぼ、時代背景については描かれていない。それは、韓国では、住民たちの名誉回復がなされたが、しかし、南労党党員などの活動家の名誉は回復されていない。そういうことも反映しているということなのかどうか?
愚かな兵士たちのそれは、まったく日本軍のそれだ。住民たちを追い詰めていくやりかたは、三光のそれである。上司の部下への目線もまた。韓国軍の原型としての日本軍。それも歴史の一側面ということでもある。
ボクの生まれ育った、大阪にも済州島出身の人は多い。4・3事件もそういう意味で、身近な事件ではあるのだけど…。
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愚かな兵士たちのそれは、まったく日本軍のそれだ。住民たちを追い詰めていくやりかたは、三光のそれである。上司の部下への目線もまた。韓国軍の原型としての日本軍。それも歴史の一側面ということでもある。
戦前の日本に置き換えれば、この愚かな兵士こそ、戦場で、慰安所なるところで、女性と好き勝手に弄んでいた使い物にならない間抜け兵士に過ぎないのではないかと見破れば、これだけでも大日本帝国軍性奴隷問題の真実を裏付ける動かぬ証拠を、韓国も、これを真似していたに過ぎないのではないかというのを曝け出してくれたものでしかないのではないかと見破れば、これだけでも、日本も韓国も、間抜け国家に他ならないということを曝け出してくれたに過ぎないと見破れば、さすがに怒りなんていうものを通り越して、これでは、北朝鮮にしてみれば、まんまと騙されたふりをして、日本が馬鹿にされるのは構わないものの、韓国にしても、幾らでも馬鹿にされるだけのことではないのか、というのが韓国に対する本質的な見立てであり、韓国の国民の皆様が、自ら解決すべき課題であるとするならば、日本がドイツを見倣って、まんまと騙されたふりをすれば、韓国におかれましてはフランスをロールモデルにするならば、アメリカを戦前の日本に置き換えるならば、今度はアメリカと協力して、ベトナムで病院や診療所でも作るならば、これに必要な医師や看護師の人材を、沖縄県がまんまと騙されたふりをして、徳洲会を中国に売り飛ばすならば、中国がまんまと騙されたふりをして、この徳洲会を、ベトナムに横流しをするということに利用して見ては如何でしょうか。
カンボジアで、これと同じことをするならば、今度は日本がまんまと騙されたふりをして、韓国と協力して、医療支援活動として実施することにすれば、韓国にしてみれば、南スーダンでの弾薬1万発を教訓として活かせば良いのではないでしょうか。
これがイスラエルとパレスチナ国家に置き換えれば、ドイツがフランスと協力して、ガザ地区のパレスチナ住民の皆様に多雨する医療支援活動を実施するというのと本質的には同じことになるとするならば、イスラエルにしてみれば、イギリスがフランスと協力して、ヨルダン川西岸地区やユダヤ人入植地での医療支援活動を実施するならば、中東和平の実現も簡単に近づくことも可能になるのならば、アメリカにとっても願っても無いことだし、中国にとっても願っても無いことだし、北朝鮮にとっても、韓国にとっても、ロシアにとっても、日本にとっても願ってもないことは間違いないし、ドイツにとってもフランスにとっても、イギリスにとっても願ってもないことではないでしょうか。
投稿: asa | 2015/05/07 20:16