知ること、記憶すること、考えること
夜は、立教大学アジア地域研究所の公開講演会に行ってきた。講師は伊香さんと小野沢さん。伊香さんは、戦前の戦争違法化の流れと、中国での侵略の実相という話を、安倍さんのいまの発言の曖昧さと重ね合わせながらの話。小野沢さんは、「慰安婦」問題を学生向けに、わかりやすく、そもそも論を話す。それぞれ短い時間だったけど、なるほどという話。
だけど、そごくよかったのは韓国からの留学生と、マレーシアの留学生の話。韓国の留学生は、直に「慰安婦」の人への思い。そして、マレーシアの留学生は自身の祖母の体験。それぞれ、ああ、アジアの人にはそういう思いがあるんだと痛感させられるほど考えさせられた。ほんとに、粟屋先生以来の伝統が息づいた講演会だった。とっても、よかったし、背筋がピンとしたよ。ほんとに。
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