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2015/04/30

首相、慰安婦問題には触れず 「反省 歴代首相と同じ」

うーん。いろいろ考えるなあ。

首相、慰安婦問題には触れず 「反省 歴代首相と同じ」(東京新聞)

安倍晋三首相は二十九日午前(日本時間三十日未明)、日本の首相として初めて米議会上下両院合同会議で演説した。焦点の歴史認識に関しては、先の大戦への「反省」を表明。「アジア諸国民に苦しみを与えた」と、中国や韓国などに配慮した。米国で関心の高い従軍慰安婦問題には言及しなかった。
 一九九五年に村山富市首相(当時)が発表した戦後五十年談話に盛り込んだ「植民地支配と侵略」や「心からのおわび」は、今回も触れなかった。二十二日にインドネシアで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の首脳会議演説で先の大戦に関して用いた「深い反省」は、「痛切な反省」とするが、英文では同じ「deep remorse」と表現した。その上で「痛切な反省を胸に、歩みを刻んだ。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない」とし、「これらの点についての思いは、歴代首相と全く変わるものではない」と述べた。
 従軍慰安婦問題は、二十八日の日米首脳会談後の共同記者会見で米側の記者が質問し、首相は河野洋平官房長官談話を見直さない考えを明らかにした。米議会演説では「紛争下、常に傷ついたのは、女性だ。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはならない」と訴えたが、慰安婦問題に直接は言及しなかった。
 自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力指針(ガイドライン)の再改定は「真に歴史的な文書に合意した」と評価。新指針を裏付ける安保法制見直しでは「戦後初めての大改革だ。この夏までに成就させる」と、今夏に関連法案を成立させる考えを示した。…

まだ、首相官邸のHPにはアップされていないけど(30日昼)、東京新聞からその全文。

あらためて村山談話の意味と意義を考えさせられる。これをそんなに簡単にふみにじることができない、そういうものとして、保守政治内、そして国際社会との関係のもとでつくられたということ。そういう歴史的経過がある。
だけど、同時に、村山談話の限界みたいなものも感じる。それはまた別の機会で論じたいけど、いまなお歴史問題が、ずっとひきずる結果をつくったのも村山談話が一要因と言えなくもない。うーん。
安倍さんは、あえて、「侵略」や「おわび」という言葉をさけつつ、「反省」をのべる。その反省のうえに、「積極的平和主義」が接続されるのなら、そこにある思想や論理というものはどういうものなのか?「慰安婦」の問題は、明言はさけたというが、方向的には主語のない「人権問題」となる。それもまた、同じ、論理構造とも言えなくはないが。
安倍さん自身が、直面していることの大きさというものも垣間見えるともいえるが。さて、どうなのだろうか?

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