貧困の中の子ども: 希望って何ですか
下野新聞という栃木県の地方紙の連載を一冊の新書にしたもの。ほんとうに、ていねいに取材している。地方で、その地域にある貧困の実態に光をあて、考えていくというのは、とっても意義のあることだと思う。第14回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞「草の根民主主義部門」大賞、貧困ジャーナリズム大賞2014大賞、第19回新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を獲得しただけのことはある。実態を明らかにする。それが特別なものではなくなっていることを明らかにする。そして、その貧困という困難が、どういう性格のものか。当事者が歩んできた道のりをていねいに明らかにする。そのうえで、支援のとりくみもていねいに取材する。その内容も、課題に即しながら幅広いとりくみがなされていて、栃木でもこんな運動が広がっているのかと、とても頭がさがったし、同時に、困難な地方であるからこそ、その地に根を張ったとりくみの広がりということにも考えさせられた。
ていねいな取材をもとにしているだけに、提言もそれなりに地に根をはったもの。単純化せずに議論をしようということろが好感をもてるものでもある。なかなかいい本だった。
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課題に即しながら幅広いとりくみがなされていて、栃木でもこんな運動が広がっているのかと、とても頭がさがったし、同時に、困難な地方であるからこそ、その地に根を張ったとりくみの広がりということにも考えさせられた。
地方によっては、様々な違いがあるのは当然のことですが、栃木でのこういう取り組みを、一つのロールモデルとして、沖縄県にしてみれば、「基地の無い平和な島を取り戻し、共に支え合い、共に助け合い、共に分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様な島を実現する」ということを、長期的な目標に置き、これを実現するための第一歩として、こうした取り組みというのをロールモデルとして取り組んでも良いのではないでしょうか。
これが実現することによって、今度は、福島県をはじめ、他の地域に対して、良いロールモデルとして示して行くことで、恩返しをして行くことが出来れば、此れ程素晴らしいことはないし、これを中国や台湾をはじめ、ベトナムやフィリピンなどに良いロールモデルとして、幾らでも誇りを持って示して行くことが出来る様になるのならば、これが結果的に、東アジア全体の平和と安定に繋げて行くことになれば、何も言うことはございませんね。
投稿: asa | 2015/04/02 19:56