戦後70年モードに
仕事の頭を、戦後70年に? まあ、先行企画はいくつかやっているのだけど、ボチボチ、本も読み進め、だいぶ、身体のなかにたまりつつある。
いろいろ歩き回わった仕事だけど、その一つで、遊就館にもよってきた。戦後60年から、第一次安倍政権の時期は、この遊就館が一つの焦点だったけど、現在の歴史認識をめぐる対決の構図のなかで、「靖国」をどう考えるのか。ちょっと、そういうこともあり寄ってきた。
久しぶりなので、いろいろな違いがある。たとえば、一時期参拝が可能だった鎮霊社(戦争や事変で亡くなられ、靖国神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を慰霊するための神社)は、なぜか、警備上の都合でということで、入れなくなっていた。
さて遊就館の展示の変化は、最大のものはアメリカだろうけど、それ以外にも、変わっているところはありそうだ。たとえば、白川大将の血染めのシャツの展示では、それが、朝鮮独立の運動によるものという説明がなされていた。たぶん、以前はなかったのでは。だけど、9軍神だとか、栗栖良の死因などは、全然変わっていない。前者は10人目についてはふれられていないし、後者はあいかわらず戦闘でなくなったことになっていた。
相変わらずというか、以前よりもまして、若い人が増えているのをどう考えるのか? 結構、混んでいた。もともと、若い人が戦争を考える施設はない。われわれの戦争体験継承は、どうあるべきなのか。より、どう努力すべきなのか。ちょっと、真剣に考えなければならないと思ったりもした。
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