東日本大震災4年 追悼式
朝日や東京が、15歳で母をうしなった菅原さんのことを一面にもってきていた。読んでいて胸がつぶれる思いがした。
東日本大震災4年 追悼式(東京新聞)未曽有の大災害となった東日本大震災から十一日で四年を迎えた。各地で犠牲者を追悼する式典が開かれ、冥福を祈るとともに復興を誓った。
政府が東京都千代田区の国立劇場で開いた式には、天皇・皇后両陛下や安倍晋三首相、国会議員、遺族ら約千百人が参列し、地震発生時刻の午後二時四十六分、全員で黙とうをささげた。
家族を失った岩手県山田町出身の内舘伯夫(うちだてみちお)さん(38)、宮城県石巻市出身の菅原彩加(さやか)さん(19)、福島県浪江町出身の鈴木幸江(ゆきえ)さん(32)の三人が、遺族代表として、消えることのない悲しみと、前に進む決意を述べた。
◇
「ありがとう、大好きだよ」が、津波で生き別れた母への最後の言葉だった。
震災当時、中学三年生だった菅原彩加さんは、凜(りん)とした表情で式壇に向かい、母と祖母、曽祖母の家族三人を失った悲しみを語った。
一緒に流された母が挟まれたがれきは重く、一人の力ではどけられなかった。何度も感謝を伝えた後、泳いで離れた。「助けるか、逃げるか。今思い出しても、涙が止まらない選択」。菅原さんは、震災から半年後のスピーチでこう振り返っていた。
高校進学後、震災遺児のための募金活動に参加。昨年タイで開かれたアジア防災閣僚級会議など国内外の五十カ所でスピーチを重ね「私には悲劇を繰り返さないため、体験を語り続ける使命がある」と、防災の大切さを訴え続けている。…
たくさんの命が消えて四年。彼女は、十分に悲しむことはできただろうか。まだ喪の途中にいるのだろうか?
復興は、そんな当事者の思いを受けとめて、生きることを、命をささえるような政治ができているのだろうか。
写真は今年1月に行った、山元小学校の跡。ここは全員が避難し、助かった。しかし、そのあとは生々しい。
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