米軍機また部品落下 続発ことし6件目
ほんとうに沖縄は、危険と隣り合わせの日常であるということ。
米軍機また部品落下 続発ことし6件目(琉球新報)米空軍嘉手納基地に駐留している米ネブラスカ州オファット空軍基地所属の電子偵察機RC135Vが、16日の飛行中に約907グラムのファイバーグラス製の部品を紛失していたことが17日、分かった。沖縄防衛局によると落下した時間や場所は不明で17日夕現在、米軍から回答はないという。けが人などの被害は確認されていない。飛行停止の措置は取られておらず、17日には同機が嘉手納基地を離陸しているのが確認された。米軍機の部品落下事故はことしに入って6件目で、相次ぐ事故に県や基地周辺自治体から批判の声が上がっている。
沖縄防衛局は17日午前10時半すぎに嘉手納基地から事故の報告を受けた。防衛局は同日正午ごろに県や自治体に伝えた。
防衛局によると、16日の飛行後の整備点検で部品の紛失が発覚した。落下した部品は約20・3センチ×約25・4センチのファイバーグラス製のアクセスパネル。機体のどの部分の部品かは、米軍からの報告はない。…
それでも米軍は軍事優先の秘密主義だ。そもそも、16日には普天間飛行場所属のMV22オスプレイの部品落下が発覚したばかりだというのに。
それに輪をかけたのが日本政府の態度。昨日の辺野古の新基地についても、共産党・山下書記局長の質問に対する、中谷さんや安倍さんの答弁にはほとほとあきれたけど。だけどそれだけにとどまらない。
米F35伊江島訓練 外務省「地元へ説明する立場にない」(沖縄タイムス)米軍が伊江島補助飛行場で計画する最新鋭F35ステルス戦闘機の着艦訓練へ向け、4月にも補助飛行場内のヘリ発着帯などの改修に着手することについて、外務省が赤嶺政賢衆院議員(共産)へ「米軍の計画を地元へ説明する立場にない」と説明していたことが分かった。
6日、訓練や改修計画について照会した赤嶺氏に説明した。赤嶺氏によると、外務省は改修費などが盛り込まれた米国の2015会計年度予算の成立を認めた上で、米軍の予算や計画を外務省からは説明できないとの認識を示したという。
赤嶺氏は「いくら米国の予算で、既存基地内とはいえ、これでは基地機能の強化に歯止めがかからない」と懸念を示した。…
これが、日米関係の現実。対米従属の現実。
« 最北の地から沖縄へ | トップページ | 内閣府世論調査:「自衛隊増強を」29.9%、過去最高 »
「平和」カテゴリの記事
- 憲法と日本人 ~1949-64 知られざる攻防~(2018.05.03)
- 全国憲法研究会「憲法記念講演会」(2018.05.03)
- 天皇の身体と皇位継承-歴史から考える-(2018.04.15)
- 写真展「The Voice of Life 死と、生と」(2018.04.15)
- 志位委員長が安倍総理と会談 対北朝鮮政策で要請(2018.04.10)
「政治」カテゴリの記事
- 憲法と日本人 ~1949-64 知られざる攻防~(2018.05.03)
- 全国憲法研究会「憲法記念講演会」(2018.05.03)
- 安倍内閣支持、低迷31% 不支持52% 朝日世論調査/安倍晋三首相の説明「納得できず」79% 加計・柳瀬唯夫氏「喚問を」66%、内閣支持37%に下落 共同通信世論調査(2018.04.16)
- BS1スペシャル「ブレイブ 勇敢なる者“えん罪弁護士”完全版」(2018.04.16)
- 天皇の身体と皇位継承-歴史から考える-(2018.04.15)
「沖縄」カテゴリの記事
- 選挙結果、移設工事に影響 名護市長が持つ四つの権限は(2018.01.29)
- 窓落下受け飛行中止要求したが… 米軍ヘリ3機、普天間第二小上空を飛行(2018.01.18)
- 夜間騒音、8カ月で1173回 嘉手納基地、午前0時以降が半数 日米合意の形骸化を裏付け(2018.01.16)
- 全機種の停止求める 相次ぐ米軍機不時着に翁長知事 「改めて憤り」「単に1機1機の問題ではない」(2018.01.09)
- 沖縄から本土に大規模攻撃 米軍、終戦前に爆弾7千トン 九州上陸備え、米公文書(2018.01.08)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/61299952
この記事へのトラックバック一覧です: 米軍機また部品落下 続発ことし6件目:
コメント