所沢・住民投票 エアコン設置 賛成多数
うーん。そもそも何とも言えない市長のありよう。
所沢・住民投票 エアコン設置 賛成多数(東京新聞)航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市など)の航空機騒音が問題になっている同県所沢市で十五日、教室に二重窓を取り付けて「防音校舎」にした市立小中学校二十八校へのエアコン設置の賛否を問う住民投票が行われ、賛成票が有効票の過半数に達した。
賛成は五万六千九百二十一票で反対は三万四十七票。投票率は31・54%で有効投票数は八万六千九百六十八票。住民投票条例は、賛否の票の多い方が有資格者数の三分の一以上となった場合「結果の重みを斟酌(しんしゃく)しなければならない」との規定が盛り込まれているが、投票資格者総数の三分の一(九万二千七百五十人)には達しなかった。
住民投票の結果に法的拘束力はないが、今回の住民投票条例では「市長および市議会は結果を尊重しなければならない」と規定している。
所沢市は二〇〇六年に市立小中四十七校のうち防音校舎の二十九校にエアコンを設置する方針を決め、小学校一校に設置した。しかし、一一年に初当選した藤本正人市長(53)は東日本大震災や東京電力福島第一原発事故を受け「快適で便利な生活を見直すべきだ」などとして入間基地から約二キロ南東の市立狭山ケ丘中学校など二十八校への設置が見送られた。
狭山ケ丘中の保護者らのグループは「エアコンがなければ騒音で勉強に集中できない」などとして住民投票条例の制定を直接請求。市議会は昨年十二月、条例案を可決した。…
ボクは、かつてこの地域に住んでいた。以前書いたことがあるけれど、ボクの長男が最初に覚えた言葉は、ブーブーではなく、ゴッキだった。入間基地から飛ぶ飛行機の音がそれほど頻繁な地域。もちろん、嘉手納などに比べようはないがだけど、かつてよりいまはよりひどくなっているし、一方で、夏の暑さはさらに異常になっている。そんなときにこの市長の振る舞いはない。
「子どもががまんさせるべき」という、日本会議らしい復古的な考えと、財政再建名目の「改革」が結びつく。いまの政治的潮流を端的にあらわしている。市長の個性ということもあろうが、実際には、こういう市長が増えているのだから。
ただ、この種の問題が、住民投票のあり方との関係で、どう考えるかはいろいろな議論はありそうだと思う。第一、この問題で高い投票率は可能かどうかもある。そもそも、教育条件にかかわる予算づくりと住民との関係はどうあるべきかという問題も含め。結構、いろいろ考えるべき論点はありそうな気がするが。
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