内閣支持、横ばい47%=6割が「格差拡大」-時事世論調査
時事の最新の世論調査。
内閣支持、横ばい47%=6割が「格差拡大」-時事世論調査(時事通信)時事通信が5~8日に実施した2月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比0.2ポイント増の47.4%と横ばいだった。不支持率は同1.0ポイント減の32.3%。過激組織「イスラム国」による日本人人質事件後の調査だったが、支持率への顕著な影響は見られなかった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」の下での経済格差の拡大について聞いたところ、「感じる」と答えた人は63.0%で、「感じない」の23.6%を大きく上回った。野党は4月の統一地方選をにらみ、国会で週明けに始まる各党代表質問で格差問題を引き続き追及する構えだ。
内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」21.9%が最多。「リーダーシップがある」13.3%、「首相を信頼する」12.5%と続いた。支持しない理由(同)は「期待が持てない」14.0%、「政策が駄目」13.2%、「首相を信頼できない」12.0%が上位を占めた。
政党支持率は、自民党が前月比0.3ポイント増の26.5%。民主党は同0.5ポイント増の6.6%で、2012年12月の野党転落後、最高だった。以下、公明党3.0%、維新の党2.5%、共産党2.4%、社民党0.6%の順で、次世代の党など他の4党は支持すると答えた人がいなかった。支持政党なしは57.2%。
調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.2%。…
あいかわらず、個別の政策的要求と内閣支持とのかい離は大きいわけだけど、こういう内閣支持率の変化はどうも読みにくさがあるよなあ。だけど、時事の調査でも、中東ペルシャ湾での機雷掃海活動を例示し、集団的自衛権に基づく自衛隊の海外派遣について賛否を尋ねたところ、反対が53.2%を占めた。賛成は33.4%だったというから、これは重要かな。
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