ザ・タワー 超高層ビル大火災
今日、WOWOWでやってた。半分は録画したものを見た。最初は、いわゆる災害ものの映画かなあ。いつものパターンかと思っていたけど。だけど、オールキャストで、それなり見ごたえがあるかと思って見始めた。後半は、号泣。たしかに物語は単純。善と悪がはっきりしていて、たぶんこういう描き方は日本ではできないよなあ。だけど、舞台は、9・11をダブらせ、明らかに、新自由主義の世界が背景。いちばん好きな俳優であるソル・ギョングはやっぱりいいなあ。こんな、状況下で、ボクなら、何をどう選択する?そんなことも迫られる。キム・サンギョンとアン・ソンギは光州5・18がダブってくるし。厳しい結末は韓国映画の王道だな。それも含めた、構成のうまさというのは、ホントにこれぞ韓国映画だ。観終わってみると、最後までしかけがなされていて、せつなさと悲しみが浮き上がってくる。こういうエンターテイメント映画も、なかなか侮れない。
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