政党交付金、10党が申請…総額は320億円超
まあ、ちょっとね。退廃も来るとこまできたという感じでしょうか。
政党交付金、10党が申請…総額は320億円超(読売新聞)総務省は19日、2015年分政党交付金について、16日の期限までに10党が受け取りを申請したと発表した。
総額は320億1400万円。昨年12月の試算から、新たに3党が政党要件を満たしたため、配分予定額に変更があった。共産党は毎年、申請していない。
▽自民党170億4900万円▽民主党76億6800万円▽公明党29億5200万円▽維新の党26億6400万円▽次世代の党5億6100万円▽社民党4億7000万円▽※生活の党と山本太郎となかまたち3億3100万円▽※日本を元気にする会1億1900万円▽新党改革1億400万円▽※太陽の党9300万円
(読売新聞社試算。100万円未満切り捨て。※は新たに要件を満たした政党)
これまでも、政党助成金目当ての政党の離合集散は続いてきて、おどろくほどの数の政党がつくられては、消えていったけど。政党としての体裁だとか、だんだんそういうものがなくなってきて、今回は、ちょっと、常軌を逸している感じ。やたらと、名前だけが長い組織などは、あからさまだし。一方で、すでに実態のなかった休眠政党をつかって、それが2%政党要件をギリギリ前の選挙でクリアできるという、”裏ワザ”に近い方法を使って、しかも、今後、その政党のメンバーが変わることも前提とされているとも言われているわけで。
日本の政党政治、議会制民主主義をここまで蝕んでいる実態があるだけに、この制度そのものについて、ほんとうに問われなければいけない状態にあるのは、誰もが思っているのではないかと思うけどなあ。
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