知事招かず 自民冷遇 沖縄振興予算の審査
まったく聞く耳をもたない異様さ。凄まじいなあ。
知事招かず 自民冷遇 沖縄振興予算の審査(東京新聞)自民党は8日、2015年度の沖縄振興予算を審査する党会合に、上京中の翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事を招かなかった。翁長氏は昨年末、安倍晋三首相や菅義偉(すがよしひで)官房長官への面会を求めたが、会えなかった。米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設反対を訴える翁長氏に対して、政府・自民党の冷たい対応が続いている。
自民党は政権復帰した直後の二〇一二年十二月に開いた沖縄振興予算についての党会合に、当時の仲井真弘多(なかいまひろかず)沖縄県知事を招いた。県によると、今回は知事に出席要請はなく、県側から出席する必要があるか問い合わせると「党内の話し合いなので必要ない」と回答されたという。
翁長氏は昨年十一月の知事選で、辺野古移設を容認して自民党から推薦を受けた仲井真氏を破り当選した。
沖縄県が地元の自民党衆院議員は「知事はまず党県連との関係を何とかしないといけない」と指摘。政権幹部は「立場をわきまえろという話だ」と述べた。…
沖縄振興予算は削減し、一方で、新基地建設費として1000億円以上を計上する。さまざまな要望は聞く耳はもたない。「立場をわきまえろ」どころではない。問答無用であり、「黙って従え」である。知事の背後には県民の世論がある。その世論を敵視する。それが政権の正体ということではあるのだけど。
負けるな翁長知事!
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