『若者政策提案書・案』発表シンポジウム
投票日、午後から、表題のシンポジウムに行ってきた。ビッグイシュー基金との共催なわけだけど、佐野さんが言うには、ビッグイシューの販売者にもここ数年、若い人が増えているそうだ。そして、その背景には、若者全体が貧困化し不安定化しているにもかかわらず、十分なセフティネットがないことにある。
まず、第一部で、委員長である宮本みち子さん(放送大学 副学長)が、「いま、なぜ若者支援が必要か」という問題提起。これもなかなか面白い。複合的な若者の困難の実態と政策の現状から、学び、つなぐ、生活支援、出口という4つの場面での、総合的、横断的な若者政策の提起ということだ。
第二部では、委員である、青砥恭さん(NPO法人さいたまユースサポートネット代表)、白水崇真子さん(一般社団法人キャリアブリッジ代表理事)、高橋温さん(弁護士・NPO法人子どもセンターてんぽ理事)、津富宏さん(静岡県立大学教授 NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡理事長)が、その4つの場面の政策をそれぞれ説明。豊中のパーソナルサポートのとりくみにかかわった白水さんや、シェルターの活動をしている高橋さんの話ははじめて聞いたけど、就労以外の若者が生き、自立するための支援のとりくみなど、なかなか興味深い。津富さんの出口へのこだわりと、その難しさの話は聞けてよかった。
第三部では「みんなで語ろう!若者政策」として、参加の討論。最初に特別発題として、佐藤洋作さんと原未来さんが12ヶ所の地域若者サポートステーションと協力して行った、利用者1200人の調査の報告があり、サポートステーションのはたしていることについて、いろいろ。来年、詳細が発表される総。参加者同士の話し合い。となりの若い高校の先生(女性)ともおしゃべり(-_-;)、若者支援に関わる人、ひきこもり当事者だった方などから活発な発言が相次ぐ。率直な発言に、そして、若者自身の参画をすすめて、若者がほんとうに主人公になってこうした議論がすすんでいくことの必要性も強調された。なかなか、深まった議論だった。
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