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2014/12/19

STAP作れず、理研が検証終了 小保方氏退職「責任痛感」

 なんともはや後味の悪さが残るなあ。

STAP作れず、理研が検証終了 小保方氏退職「責任痛感」(共同通信)

 理化学研究所は19日、東京都内で記者会見を開き、小保方晴子氏(31)が担当したSTAP細胞の有無を調べる実験でも細胞は作製できず、実験を打ち切るとする検証結果を正式に発表した。STAP論文が撤回され成果は科学的に白紙となっているが、細胞の存在自体も根拠が失われた。
 理研は、小保方氏から21日付の退職の申し出があり、認めたことを明らかにした。小保方氏は出席せず、「結果に困惑している。責任を痛感し、おわびの言葉もない」とのコメントを発表した。
 下村博文文部科学相は閣議後の記者会見で「STAP細胞が存在しないと確定した」との見解を示した。

 最初は夢があったのになあ。だけど、大状況としては、このバイオの分野において、経済とむすびついて熾烈で過度な、ゆきすぎた競争があるということがあるんだろうし。そしてこのバイオの分野ではおどろくような研究不正が続いている。まだ、芽の段階の研究が、過度に結果を求められ、その結果をつくり…。

 一方で、小保方さん自身の責任もまぬかれないとは思う。かなり彼女と、そのまわりの人間にかかわるような要因も小さくない感じはする。
 だけど、キーマンもなくなり、彼女もこれだけ追い込まれるとなあ。どこまで真相は明らかになるのだろうか?

 しかし、それでも、理研のトカゲのしっぽ切りのような経過もちょっと釈然としない。その経過にも人権もくそもない。

 すべてとは言わないけど、いつからこうも、科学技術研究の世界がゆがんだのか。ほんとうに、きびしく哀しい、事件ではある。

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