「いても立ってもいられなくなった」…共産・不破元議長が9年ぶりに街頭演説 古都で安倍首相と“ニアミス”
昨日の不破さんの京都の演説を、産経が大きく報道していたのが興味深い。
「いても立ってもいられなくなった」…共産・不破元議長が9年ぶりに街頭演説 古都で安倍首相と“ニアミス”(産経新聞)共産党の不破哲三元議長(84)は10日夜、京都市の四条河原町で衆院選京都1区の同党候補とともに街頭演説を行った。不破氏が選挙遊説で街頭に立ったのは平成17年9月の衆院選以来約9年ぶりで、18年1月の第24回党大会で議長を退任してから初めて。マスコミ各社の情勢調査で同党は公示前勢力の8議席からの「倍増」も伝えられるなか、なおも「党の理論的支柱」として党運営に隠然たる影響力をもつ不破氏が、「躍進」に向け自ら“出陣”した。
「政治の歴史をみても日本の夜明けは京都からだ」
「安倍政権の暴走を止めるために京都の民主・革新の力を発揮しよう」
不破氏は京都市屈指の繁華街に集結した「約5200人」(党広報部発表)の聴衆を前にこう強調し、8年の衆院選以来となる選挙区での同党の議席獲得と比例議席増に向け支持を訴えた。演説は約25分間に及んだ。
共産党にとって、京都は小選挙区比例代表並立制が導入された8年の衆院選で議席(京都3区)を獲得するなど、全国でも“金城湯池”としてきた重要拠点だ。幾多の党幹部も輩出している。昨年の参院選でも18年ぶりに京都選挙区で議席を得た。
くしくも安倍晋三首相もこの日午後、京都市に入り、京都2~4区の自民党候補の応援演説を行った。不破氏は首相と“ニアミス”となったが、古都を舞台に、衆院選で共産党が前面に掲げる「自共対決」を演出する形となった。…
これがその不破演説。
9年ぶりの不破さんの演説は、心揺さぶるものだった。すごかった。短め時間の演説だけど、テーマをしぼって、なかなか深い話。(お年寄りの話はあまり好きでない、ボクでも涙が出そうになった)
産経や右派勢力は、今度の共産党の選挙結果にはとっても注目し、神経質になっているということか。
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