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2014/12/23

ヘイト・スピーチに抗する人びと

237764_photo1 どういう感想を書けばいいのか、少し悩む(笑)。だけど、ヘイトへのカウンターについて、わりあいと印象的なことで議論されることが多いなかで、そのカウンターについての経緯をちゃんと整理して、不必要な誤解などもときあかしてくれる。ボクもはじめて知った話がたくさんあったし、とても面白かった。
 だけど、法律論は、実務家のそれかな。共感できるところはもちろん多いけど、憲法論を中心に、ちょっとものたりないところも。ボクも、法的規制は必要だと思っているけど、日本国憲法の独自性、歴史的経過を、リベラル原則だけで言うのはどうかという感じはした。あと、もう少し大きな話がこの問題には必要かな。ヘイト・スピーチにかかわる背景などなど。その対抗のあり方も。人権侵害に対する緊急避難的な対応というのはよくわかるのだけど、だけどボクは、国民的認識は大きくはとても健全な強さがあると思う。だけど、政治やメディアの状況がそれをとてもかく乱している。そのなかで、いろいろな動きがつくられてしまっている。だからこそ、その対応は冷静でないと。と、同時に、表現の自由をめぐっては、事実として困難な状況が生じている。そのときに、憲法的な原理を軸に、どのような議論をするのか。
 いずれにしても、こういう本が議論のたたき台にはなってほしいし、そういう熱意と価値のある本だと思った。

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