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2014/11/09

太白山脈

Tebek_2 舞台が太白山脈というわけではない。この山脈は、朝鮮半島東部を南北に貫く。そういう南北の葛藤の象徴的なタイトルだ。物語はいわゆる麗水・順天事件からはじまる。この事件は、4・3事件と不可分の事件。南北の葛藤を、原作はパルチザンの側から描いているそうだが、映画は少し冷静。それでも、舞台の全羅道の反乱軍による制圧、鎮圧軍による反撃、パルチザンの闘争、そして朝鮮戦争へと続く。この時代に翻弄される登場人物たちの群像。イム・グォンテクは、その思いを、”恨”の思いとして、パンソリの音楽に乗せて描く。ラストのオ・ジョンヘは見せる!
 だけど、南労党のたたかいへの共感のまなざし、その北との葛藤と挫折は、ソウル1945とほぼ同じ描き方でもあり、そして、その、この国を覆ったその根っこには、日帝の植民地支配、土地をめぐる親日地主との葛藤などで描いてみせる。なかなか見応えのある2時間40分。

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