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2014/11/22

請願を“門前払い” 9条俳句拒否でさいたま市教委が初協議

 うーん。取り付く島もない…。

請願を“門前払い” 9条俳句拒否でさいたま市教委が初協議(共同通信)

 さいたま市大宮区の三橋公民館が、公民館だより7月号の俳句コーナーに、同公民館で活動している句会が選んだ会員の作品「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」を掲載拒否した問題で、さいたま市教育委員会は20日開かれた教委会議で、市民などから請願が提出されたことを受け、問題を初めて議事に取り上げた。
 会議で大谷幸男教育委員長は、請願への対応を稲葉康久教育長に一任。請願では市民が会議で意見陳述する機会を設けるよう要望していたが、大谷委員長は認めず、請願を事実上"門前払い"した。
 市教委によると、教委会議で請願が議題となるのは、さいたま市では初めてという。
 請願は2本提出され、集いを開いている市民有志が行った請願では、掲載を拒否した俳句を公民館だよりに載せることなどのほか、教委会議で請願者に発言する場を与えるよう要求。労組や市民団体でつくる「憲法改悪反対さいたま共同センター」は、掲載拒否の撤回などを求めている。
 会議には、大谷委員長、稲葉教育長を含む6人の全教育委員が出席。公民館だよりの発行部数、句会の俳句掲載が始まった時期など、主に事実関係の質問が委員から出され、市教委内で公民館を所管する生涯学習総合センターが回答した。
 その後、委員の一人が「市教委の規定にのっとり対応すればいいのでは」と提案。各委員に別案がないか確認した大谷委員長は、「私たちは(掲載拒否した市教委の判断を)了としている。教育長には適切な対応をお願いしたい」と述べた。請願についての議論や採決はなく、請願を出した市民有志が意見を言う機会もなかった。…

 また、こんな問題もある。

「改憲阻む」に問題 後援拒否は妥当 九条の会催しで調布市長(東京新聞)

 調布市民らでつくる「調布九条の会『憲法ひろば』」が来年1月に開くイベントについて市が会則を問題視して後援拒否を決めた問題で、長友貴樹(よしき)市長は21日の定例会見で「市要綱が禁じている政治的活動にあたるとの判断だ」と述べ、決定は妥当との認識を示した。
 長友市長は「イベントの内容で判断していない」としたが、「この会の後援申請は今後も拒否するのか」との質問には「(申請があれば)要綱に沿って判断する」と答えた。
 憲法ひろばの会則は、目的を「『九条の会』の『よびかけ』(アピール)に応え、日本国憲法を守り、生かし、世界に向けて発信していく」と定めている。ここに触れている九条の会は2004年6月に作家の故・井上ひさしさんら文化人9人がよびかけて設立。この際、9条を守る決意を訴えたアピールに「改憲の企てを阻むため」との文言が入っている。
 市はこの文言を問題視。要綱では「特定の政党を支持し、もしくはこれに反するための政治活動」とみなされる場合は、後援しないと定めており、今回はこれに該当すると判断したとしている。…

 もともと、自治体の活動のおおもとには憲法があるはず。なぜ、憲法をまもり、生かすということが、特定の党派の活動になるのかなあ。しかも、焦点になっている9条の平和主義は、憲法改正の限界をこえるものというのが、学界の通説でもある。普遍的なものであるはずなのに。いったい、どうなのか。

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