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2014/11/12

大企業好調、厳しい家計 9月中間純益増/増税や円安響く

 アベノミクスの失敗はあまりにも明らかだと思うんだけどなあ。それで、解散か?

大企業好調、厳しい家計 9月中間純益増/増税や円安響く(朝日新聞)

 上場企業の9月中間決算ではもうけの総額が増えた半面、11日に内閣府が発表したくらしの実感の調査では、家計が厳しさを増していることが鮮明になった。消費税の増税や円安で食品や電気代などは値上げが目立ち、貿易赤字も膨らむ。
 7日までに決算発表があった東京証券取引所第1部の上場企業1048社についてSMBC日興証券がまとめたところ、最終的なもうけを示す純利益の総額は約11兆円と前年の同じ時期を7・4%上回った。円安で輸出の利益がかさ上げされ、自動車や商社、情報通信、電機などの大企業を中心に好決算が相次いだが、食品業界などは円安による輸入コスト増が響き、利益予想を引き下げたところも多かった。
 一方、商店主らに景況感を聞く10月の景気ウォッチャー調査は基調判断を半年ぶりに引き下げた。財布のひものゆるみ具合を示す消費者態度指数も、3カ月続けて前月を下回る。
 消費や生産など、こうしたさまざまな経済動向を反映した7~9月期の国内総生産(GDP)成長率を踏まえ、安倍晋三首相は消費税率を法律通り、来年10月に10%に上げるかどうかを判断する考えだ。…

 これが景況ウォッチャーだけど…。
 民間シンクタンクなどの実質成長率の予測でも前期比プラス1・9%(年率換算)と低位。もともと消費税増税もあり、4~6月は7%を超えるマイナス成長だったので、7~9月は反動で大幅なプラス成長になるとの見方が多かったわけだけど、しかし、わずかな改善にとどまるとの予想…。
 そもそも、大企業は、グローバル企業として海外展開に舵をきっているわけなんだからねえ。いくら円安になっても、それで、日本経済全体がよくなるわけでは決してない。むしろ、経済全体は円安は打撃だ。株高で潤うのも同じ。それでも、大企業が活動しやすい、儲けやすい環境づくりに走れば、その先にあるのは何なのか? そのことを直視しなければならないはずなのに…。

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