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2014/10/02

(耕論)ヘイトスピーチへの処方箋 樋口直人さん、師岡康子さん、阪口正二郎さん

 今日の朝日のオピニオン欄。ヘイトスピーチで話を聞きたいなあと思っていた3人の方が並んでいて、便利。中身もおもしろかった。

(耕論)ヘイトスピーチへの処方箋 樋口直人さん、師岡康子さん、阪口正二郎さん(朝日新聞)

 全国に広がるヘイトスピーチ(憎悪表現)。今夏、国連の二つの機関が相次いで日本政府に対処を求めた。だが、法規制には慎重論もある。どんな処方箋(せん)が必要なのか。

■極右を保守から切り離せ 樋口直人さん(在特会を調査した社会学者)

 社会でうまくいかず、鬱積(うっせき)した感情のはけ口を求めて差…

 でもって、以下は、完全に個人的な感想なんだけど。

 この問題は、ほんとうに意見がわかれる。だけど、ヘイトスピーチをやめさせようという点ではだいたい一致する。それを、1つは、師岡さんの言うように、現在のヘイトスピーチがたんなる言論による攻撃にとどまらない、深刻な人権侵害になっていて、それが身体的な安全の危機にもつながりかねないものになっているという実態そのものの認識を、どう共有するのかが大きな課題であると思う。
 ヨーロッパを中心に表現の自由に配慮しつつ、法的な規制を求めるながれは強いし、その議論については、ボクは共感するところが多い。

 だけど、表現の自由をめぐる問題はまた悩ましい。何よりも、ヘイトの人たちと同じような極右と言える人々が政権を握っているもとで、表現の自由を侵害しないで、法的規制が可能なのかということが当然出てくる。これもまた、法的規制を求める、だれもが懸念する大きな問題だ。言い換えれば法的規制だけで勝負をかけるというのはあまりにも無謀だとということなのだと思う。

 だとすると、やはり法的規制を望ましいものにしていくうえでも、ヘイトスピーチを許さないような世論を、表現の自由を守るということとあわせて高めていくしかない。包括的な差別禁止法などの議論もそうだし、教育などを通じて、差別のおこっている歴史的な問題や、人権をどう培っていくのかだ。
 言い換えると、反ヘイトとともに(ボクはこの運動の意味を否定するつもりはない)、もっと包括的な運動を広げないと、実効あるたたかいにならないということなのだろうかなあ。とも思えてくるんだけどどうだろうかね。
 法的規制も、慎重に、時間をかける正攻法しかないというのはもっともな議論。知恵と力をどう結集するのかも問われている。

 なかなか、簡単に結論めいたことを言いにくい問題。しっかり考えたいと思う。引き続き『ヘイトスピーチの法的研究』を手に入れたので、時間をつくって読んでみようとは思っている。

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反ヘイトとともに(ボクはこの運動の意味を否定するつもりはない)、もっと包括的な運動を広げないと、実効あるたたかいにならないということなのだろうかなあ。とも思えてくるんだけどどうだろうかね。
 法的規制も、慎重に、時間をかける正攻法しかないというのはもっともな議論。知恵と力をどう結集するのかも問われている。

ということが、この問題を解決するための見立てなのだとすれば、どうすれば良いのかということならば、まんまと騙されたふりをして、これを「逆転の罠」として利用すれば、簡単に解決出来るのではないでしょうか。

例えば、国会前での脱原発デモまでを、ヘイトデモやヘイトスピーチ等と一緒に規制しようとするならば、国会までの脱原発デモに限らず、消費税増税反対デモ活動を実施する際には、いずれにせよ、警察に交通整理等の許可を取らなくてはならないのだし、この際に、静穏保持法などによる規制事項についても、予め傾聴し、この規制に遵守し、デモ活動をする際に、全く関係のない通行人の皆様に決してご迷惑をおかけしないように、警備に当たる警察官や機動隊の皆様に進んで協力しながら、デモ活動を実施すれば良いのではないでしょうか。

これならば、沖縄県民の皆様が、米軍基地周辺で、例えば辺野古移設撤回デモということで、在日米軍が管理する土地を使用することになるのならば、まんまと騙されたふりをして、中国からお金を貰って、このお金で警備会社と契約をしてから、管理権を持つ在日米軍側の使用許可を得ることで、この在日米軍側における使用条件や規制事項について傾聴し、これに遵守するとともに、基地内での警備については、在日米軍側に進んで協力するとともに、これと隣接する公道上での許可については、当然のことながら、沖縄県警察に許可を得るとともに、警備に当たる警察官には、誇りを持って協力しながらデモ活動をすれば、お互いにとって願ってもないことなのではないでしょうか。

これならば、在特会なんだか訳の分からない連中が、沖縄県にやってきて、日の丸を振りながら、変なデモ活動を仕出かす連中を、今度は、海上保安庁の巡視船が警備する辺野古の海に放り出してしまうことで、海上保安庁の巡視船によって逮捕させてやることで、沖縄県民の皆様にしてみれば、まんまと騙されたふりをして、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、中国や台湾の皆様と共に、誇りを持って、無視をしてやり、白い目で見てやりながら、幾らでも涙を流しながら、尻尾を巻いて、とっととくたばって逝かれるのを、見届けてあげれば良いだけのことですよね。

極めつけは、なんといっても、戦前の日本が仕出かした大日本帝国軍性奴隷制度なるものについて、自慢話を記事にする反面で、朝日新聞を攻撃している右翼マスコミ記者に対して、まんまと騙されたふりをして、「大勲位中曽根君から、大日本帝国軍性奴隷制度に関する本当のことを聞き出し、これを記事に書いて見ては如何ですか」と提案して見るというのは如何でしょうか。これくらいのことならば、簡単に出来るようであれば、是非とも、これを実行するならば、大勲位中曽根くんが、自らとんでもない恥知らずな大罪を仕出かしたということを認める証言を記事に出してもらえたならば、この記事を中国や韓国に売り飛ばすことで、この見返りとして、国有化された尖閣諸島を沖縄県に払い下げるという「逆転の罠」に利用しても良いのではないでしょうか。

これならば、大勲位中曽根君に対しては、まんまと騙されたふりをして、バチカンに行かせてやり、ローマ法王の前で、こういう自慢話でも語って来い、とでも言ってやれば良いのだし、ローマ法王に対しましては、まんまと騙されたふりをして、「どうぞこの大勲位中曽根君から、大日本帝国軍性奴隷制度に関する自慢話を幾らでも傾聴して頂き、最後には、自らが愚かで恥知らずなとんでもない罪人であるということを認めさせて頂きます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで応えてあげれば良いのだし、後は、この証言を裏付ける動かぬ証拠として、中国や韓国に対しては、国連に差し出し、国連安全保障理事会にて、旧敵国条項に基づき、日本国に対する制裁決議を発動して頂くならば、大勲位中曽根君には、表紙を差し替えただけの偽物の核武装計画書でも、中国に持って行かせてやれば良いだけのことではないでしょうか。
これならば、中国にしてみれば、まんまと騙されたふりをして、この偽物の核武装計画書をアメリカ連邦政府に差し出すことで、アメリカ連邦政府が、自ら、日本の核発電推進原理主義組織と結託した悪徳ペンタゴン勢力を、共に断罪することになるのならば、今度は福島県民の皆様が、まんまと騙されたふりをして、日本の核発電推進原理主義組織を、容赦なく厳しく断罪し、コケにして下さい、ということでアメリカに差し出すことで、今度はアメリカが、まんまと騙されたふりをして、安部首相に対して、本物の核武装計画書を持って来させれば、これを手に入れることが出来れば、そのまま国連に差し出すことで、中国、ロシア、イギリス、フランスをはじめ、ドイツや韓国、ブラジル、アルゼンチン、インド、トルコをはじめ、日本国を除く全人類と共に、国連安全保障理事会にて、旧敵国条項に基づき制裁決議を発動し、これに賛同して頂くならば、安部首相なんか、幾らでも泣き崩し、涙を流しながら、心から深く謝罪をさせてあげれば良いのだし、これに対しては、今度は日本国民全体が、まんまと騙されたふりをして、「全く以て、此れ程恥ずかしいことはございませんが、この度は安部首相をコケにして頂き、全ての罪を認めて謝罪をさせて頂きまして、誠に有難うございます。安部首相に対しては、自らが誇りを持って自民党を消滅させて行く道を選択させることで、この代償として、核発電推進原理主義組織と結託した、財界をはじめ日本政府を厳しく断罪し、容赦なくコケにして頂くならば、戦前の日本を取り戻そうとする日本会議を中国に差し出し、これをイスラム国に横流しをするならば、どうぞ日本会議を血祭りにして下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで応えてあげれば良いのだし、今度はこの見返りとして、憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜り、これを是非とも天皇陛下に授けて下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで応えてあげることで、全人類が救われ、天皇陛下が救われることになるのならば、日本全体としても願ってもない事だし、全人類と共に、この喜びを共に分かち合うことで、今度は日本が、かつてのイギリスを見倣って、名誉ある孤立化をして、ひっそりと没落させて行く道を自ら選択することになろうとも、成熟した大人の国として、ただひっそりと自立、自律していくことで、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るだけの、心豊かで清貧で尊い社会福祉国家として生まれ変わっていくことにより、日本の運命を大きく変えていくことになろうとも、これもまた一つには文明の転機なのだとすれば、外圧に頼るのではなく、今度はこうした外圧も、自ら利用して乗り越えることによって、大きな文明の大勝利に繋がる喜びを分かち合い、これを、今度は全人類に対して、良いロールモデルとなって、誇りを持って恩返しをしていくことで、これこそが究極の「間抜けの大どんでん返し」とでも称する物凄い逆転の罠ということに繋げて行けば、此れ程素晴らしいことはないのではないでしょうか。

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