「性奴隷」とは何か
結構、昨日は深く一人飲み。バーっと飲んじゃったなあって感じ。で、今日は結構、ゆっくり寝て、それから起きだして、おもむろに掃除。できればねえ、ゆっくり掃除する時間があればいいんだけど、ちゃちゃっと。でも、あまりにも窓が汚かったので、少し拭いてみたり。中途半端。で、午後から、表題のシンポジウムに。「慰安婦」専門サイトFight for Justice開設1周年&ブックレット出版記念シンポジウムだ。Fight for Justiceはインターネット世界で、ネトウヨが跋扈するなかで、なんとかちゃんとした情報を発信しようというとりくみ。開会直前というわけでもなかったけど、会場は満杯。立ちづめかなあと思ったけど、座れてほっとした。
まず問題提起を吉見義明さんが、それから小野沢あかねさんが、「戦前日本の公娼制度と性奴隷認識」と題して、慰安婦は公娼だったから、性奴隷ではなかったという攻撃に対して、公娼制度とはどういうものだったかを話された。前田朗さんが、「国際法における軍の性奴隷制度」。クワラスミ報告書ができる経過とそこでの認識について。大野聖良さんが「現代日本における人身取引問題―性的搾取を中心に」。戦後から現在、どのように人身取引について議論され、今何が問題になっているのかを、「慰安婦」の問題とかさねあわせながら。
結局、この問題で問われている「性奴隷」とは何で、女性の人権がどう問われているのかという本質的な問題を提起するそういうシンポだった。
実は、「慰安婦」問題の集会にはよく参加するけれども、どうもアウェー感があるというか、女性団体の人が多いから、あまり知り合いがいない。で今日も、でれともしゃべらずに帰るのかなあ。日曜日は、だれともしゃべらない一日かなあと思ったけど、最後はHさんととなりだったので、ちょっとおしゃべり。ちょっと安心?
夜は、無性にグラタンが食べたくなったので、イタリアン風に。あと赤ワイン。
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