ナショナリズムと歴史教育―ヨーロッパを中心として
早朝仕事スタート。朝早かったので朝食は豪華に。家事をして、職場に。午前中から会議続き。でもって、午後からは、歴史学協会の表題の進歩に。ナショナリズムの問題をヨーロッパの動向のなかで考えたい。シンポは、富田理恵さんの「歴史の岐路に立つ2014年スコットランド独立投票」、篠原琢さんの「境界地域のナショナリズム:中央ヨーロッパの近代」、早川和彦さんの「国民文学から国民国家を考える」という報告。報告はかなり高度なので、それをまとめるのはボクの能力のかなりうえ。だから感想。うーん、ボクのナショナリズム理解は、あまりにも単線的。スコットランドの歴史も、ブリテンのなかでの認識の転換も、中央ヨーロッパの民族の強制移動の歴史も、そしてアルザスという地域で問われたことも。実は、あんまししらなかったことが多いなあ。そういう多様で、入り組んだ歴史の中で、ナショナリズムを考えることは、ボクらがこの世界とアジアのなかで、日本を考える上で、そこにある普遍的なものを考える上で大事なあ。単純に、刺激になり、勉強になった。
大御所の先生にあいさつもし、目的も達せられたし。OKでーす。
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