« 永遠の0 について | トップページ | 健康で文化的な最低限度の生活 1 »

2014/09/01

ローマの教室で

2 今日は、やっと夏休み1日目。岩波ホールに出かけて、映画を見た。ねたばれにならないように、作品については、公式HPで。
 だけど、ものすごくおもしろかった。主人公は、3人の教師。そう、教師の目線での教師の物語。この教師たちは、管理の汲汲としたり、生徒に絶望したり、熱血が故に生徒に振り回されたり。だけど、人間的で、挫折もし、葛藤もし、嫉妬もし、逃げもする。ああ、教育というものは、生身の人間か、生徒という人間とともに失敗もしながら、つくりあげていくものなのだってことを感じさせてくれる。決して、型どおりではない、理想系でない、生身の人間の関係なのだと。だからこそ、いとおしくって、あたたかい。教師というものの世界。子どもの成長という視点はほとんどなく、教師に焦点をあてられた作品。子どもたちは、憎らしいくらい今風。そして、格差やさまざまな問題もかかえている。そういうなかでの教師の挫折や変化がいい。そこがいまだからこそなのかもしれないね。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 永遠の0 について | トップページ | 健康で文化的な最低限度の生活 1 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ローマの教室で:

» 映画・ローマの教室で〜我らの佳き日々〜 [読書と映画とガーデニング]
原題 IL ROSSO E IL BLU2012年 イタリア ローマのとある公立高校女性校長・ジュリアーナ(マルゲリータ・ブイ)、新任補助教師・ジョヴァンニ(リッカルド・スカルマチョ)、ベテラン教師・フィオリート(ロベルト・エルリツカ)のタイプも経験も全く異なる3人が...... [続きを読む]

« 永遠の0 について | トップページ | 健康で文化的な最低限度の生活 1 »

無料ブログはココログ
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30