あの出来事を憶えておこう
今日は、午前中は家事タイム。主には掃除だけど。これがかかるかかる。気がついたらお昼をすぎていたので、出かけるようはやめにした。まあ、やっぱり、一カ月に一度ぐらいは、しっかり家事ができる日をつくらないとなあ。どんどん家が汚く、ほこりっぽくなる(笑)。それでもって、昼過ぎからは、仕事と読書を夕方まで、音楽を流しながら。貴重な時間だけど、ぜんぜんおいつかないなあ、読まないといけないものが多すぎる(当面、死ぬ思いで読まないといけない物が、片手ほど)。うーん。ほんとは、DVDも一本見たかったけど、そこまでの時間はとれず。残念。
論文ばかりではなく、少し軟らかい本も読みます。本書は、2008年のイラク訴訟違憲判決の時期から、現在の安倍内閣の「壊憲」の動きまで。こうしてこの6年間の様々な出来事をふり返って見ると、ほんとうには、激動の時代だったと思う。そして、その激動の中心には憲法をめぐる対決があった。自民党中心の政権から民主党中心の政権、そして自民党中心の政権。しかし、変わらず憲法をふみにじる政治がつづく。そして、その先にある改憲と壊憲。大事なのは、そのことが国民の願いとは大きくかい離しているということ、そしてその世論を背景にした九条の会の運動の広がりがある。安倍さんの強権ぶりの背景にはこうした自民党の弱さがあることを、この本は大きな視点で見せてくれる。平易なことばで憲法の精神をかたり、それをいかしていくためにも、きちんと記憶すべきこの6年の大事な出来事を論じた実践的同時代論になっている。
« 清須会議 | トップページ | おなかいっぱい食べたい ~緊急調査・子どもの貧困~ »
「平和」カテゴリの記事
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(2025.03.01)
- 世界中で人権が「窒息」 国連事務総長が危機感(2025.02.25)
- 30代の支持率、自民が3番手に転落 国民民主、れいわの後塵拝す 産経・FNN合同世論調査(2025.02.26)
「読書」カテゴリの記事
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 絵本作家のいわむらかずおさんが逝去 フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明(2025.01.23)
- いのち・人権・平和、 響きあう想いをことばにのせて 落合恵子 × 藤井克徳(2025.01.22)
- 「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」、【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了(2025.01.15)
- 孫来襲、2月号ができています。(2024.12.30)
「政治」カテゴリの記事
- 「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」(2025.03.16)
- 保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」(2025.03.15)
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
コメント