池上氏のコラム、朝日新聞掲載へ 慰安婦報道に言及
うーん、いったいどういうことなんだろうね。
池上氏のコラム、朝日新聞掲載へ 慰安婦報道に言及(共同通信)朝日新聞は3日、同紙の従軍慰安婦報道の検証記事に言及したジャーナリスト池上彰氏のコラムを、4日付の朝刊に掲載すると明らかにした。池上氏は共同通信の取材に、今後もコラムを続けるかは「まったくの白紙だ」と明らかにした。
池上氏によると、コラムは8月分として掲載予定だったが、同紙に掲載を断られたため、池上氏が連載打ち切りを申し入れていた。3日夕、同紙側から掲載したいと連絡があり、朝日新聞としての「お断り」と池上氏のコメントを載せることを条件に掲載を認めた。
これがそのコラムだけどね。まあ、内容的には、どう読んでも、池上さんらしい、穏健な、バランスと取れた(バランスを取った)ものになっている。この掲載を断るっていうのは、どういうことなのか。
単純に考えると、「保身」ということが、朝日新聞の場合、一貫して優先されているということか。とくに幹部がそうなんだろうな。あらためて、こうした問題を扱うとき、1つは、事実にきちんと向き合うということ、もう1つは、そこでの当事者、とくに被害者の立場に共感する姿勢を貫くということが大事なのだと考えさせられる。この2つが朝日が弱いところ。後者の点も考えれば、きちんとしたすきのない検証の特集もできようなのに。
この問題を利用した、朝日バッシングの形をとった、歴史の捻じ曲げは絶対に許されないし、許してはいけない。そのためにも、朝日の問題を、きちんと教訓として、ボクも学ばないとなあ。卑怯な生き方はしない!
« 第2次安倍改造内閣の顔ぶれ | トップページ | 広がる少女売春 ~“JKビジネス”の闇~ »
「平和」カテゴリの記事
- 沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」(2024.09.03)
- 自衛隊、宮古・八重山や奄美に新拠点検討 2025年度の概算要求 訓練場や補給の適地有無を調査 2027年度には那覇に対空電子戦部隊(2024.08.31)
- 関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」(2024.08.30)
- 連載「未完」の辺野古 「辺野古移設は最悪のシナリオ」 在沖縄米軍幹部の語った本音(2024.08.26)
- 「歴史抹殺の態度を変えさせなければ」8月31日に都内で関東大震災朝鮮人・中国人虐殺犠牲者の追悼大会(2024.08.25)
「メディア」カテゴリの記事
- 赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(2024.09.09)
- 「幸せ」な日本人は57% 30カ国中28位 40~50代が最も低く(2024.05.17)
- 「記者たち~多数になびく社会のなかで~」(2024.03.07)
- 自民党内、支持率下落に焦り 安倍派幹部らに離党求める声相次ぐ(2024.02.19)
- 「二風谷に生まれて~アイヌ 家族100年の物語~」(2024.02.04)
「政治」カテゴリの記事
- 赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(2024.09.09)
- 河野大臣「自由に働き方を決められる制度が大事」 希望者には“勤務時間の上限廃止”も 働き方の規制緩和を表明(2024.09.05)
- 沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」(2024.09.03)
- ほんとに、総選挙はいつになるのか(2024.09.02)
- 小1の不登校が2年で倍増 「幼・保・小」の連携で対応(2024.09.01)
「歴史」カテゴリの記事
- 関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」(2024.08.30)
- 「歴史抹殺の態度を変えさせなければ」8月31日に都内で関東大震災朝鮮人・中国人虐殺犠牲者の追悼大会(2024.08.25)
- 木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発 :「ニライカナイには行けない」(2024.08.15)
- 自民党総裁選への「現職」不出馬、菅義偉・前首相に続き2代連続…鈴木善幸氏や海部俊樹氏の例も(2024.08.14)
- 第5福竜丸 株価 終値2200円以上値下がり 終値では過去2番目の下落幅(2024.08.05)
コメント