池上氏のコラム、朝日新聞掲載へ 慰安婦報道に言及
うーん、いったいどういうことなんだろうね。
池上氏のコラム、朝日新聞掲載へ 慰安婦報道に言及(共同通信)朝日新聞は3日、同紙の従軍慰安婦報道の検証記事に言及したジャーナリスト池上彰氏のコラムを、4日付の朝刊に掲載すると明らかにした。池上氏は共同通信の取材に、今後もコラムを続けるかは「まったくの白紙だ」と明らかにした。
池上氏によると、コラムは8月分として掲載予定だったが、同紙に掲載を断られたため、池上氏が連載打ち切りを申し入れていた。3日夕、同紙側から掲載したいと連絡があり、朝日新聞としての「お断り」と池上氏のコメントを載せることを条件に掲載を認めた。
これがそのコラムだけどね。まあ、内容的には、どう読んでも、池上さんらしい、穏健な、バランスと取れた(バランスを取った)ものになっている。この掲載を断るっていうのは、どういうことなのか。
単純に考えると、「保身」ということが、朝日新聞の場合、一貫して優先されているということか。とくに幹部がそうなんだろうな。あらためて、こうした問題を扱うとき、1つは、事実にきちんと向き合うということ、もう1つは、そこでの当事者、とくに被害者の立場に共感する姿勢を貫くということが大事なのだと考えさせられる。この2つが朝日が弱いところ。後者の点も考えれば、きちんとしたすきのない検証の特集もできようなのに。
この問題を利用した、朝日バッシングの形をとった、歴史の捻じ曲げは絶対に許されないし、許してはいけない。そのためにも、朝日の問題を、きちんと教訓として、ボクも学ばないとなあ。卑怯な生き方はしない!
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