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2014/09/16

飛田・釜ヶ崎、鶴橋・猪飼野

 仕事で、関西に行ったので(その仕事も充実)、合間の時間に、大阪に住む相方を誘って、少し散策をしたり、人にあったり。飛田・釜ヶ崎は、ほぼボクの出身地であるので、ホームグラウンドだが。まず、天王寺の駅から、昔、あべの銀座があったあたりの道をとおって、飛田に向かう。再開発がされ、うまれた、あべのマルシェという商店街は、ほんとうにほぼ全体がシャッターが下ろされた商店街になっていて、あらためて愕然とする。そして、飛田へ。
 永和信用組合と新地の組合のあいだから、問題のところに足を踏み入れる。うーん、時間はまだ2時前なのに、すでに、店先には女性が座り…。いろいろ話には聞いていたが、やっぱり現地に行って驚いた。ボクの戸籍上の祖父母が住み、ここに日常的に来ていたのは、たぶん小学生のころで、だから、60年代だろうか。すでに赤線は禁止され、ボクにはこの地は衰退しているという記憶しかない。むしろ、周辺地域で、スタンドという形で商売をする人たちが多かったと思うのだけど…。それが、あまりにもきれいに、しかも公然と整備されている。その数は100軒を大きく超えているし。驚きで打ちのめされながら、新開商店街から動物園前商店街へ。いわゆるアーケード商店街だけど、かつての活気がないというか、はっきりいって残っているのは飲み屋さんだけだった。うーん、これは?

 新今宮の駅の南側は、昔と全然変わらない。ほんとに変わらない。だけど、正直活気がない。いろいろ聞くと、寄場としての機能が衰退し、ここには十分な仕事がない。いわば、いっそう深刻な貧困の場となっている。かつて、この地は、朝が早く、したがって夜も早い町だった。そういう活気もあった。だけど、いまは、ほんとうに飲み屋だけが活気がある。うーん。
 この地で、子どもの施設を運営する人にお会いし、いろいろ話をお聞きした。すごいパワーで、子どもの貧困に向き合う人たちがここにもいる。

20140915_155723_resized20140915_165159_resized20140915_203744_resized 大阪にはいろいろな顔がある。鶴橋は、在日の町だ。ボクの親戚がこの地でスポーツ用品の店をやっていて、子どものころ年に数度来ていたと思うが、鶴橋周辺はほとんど記憶がない。この地に住む方に案内をお願いした。ごみごみした駅前のさまざまなお店をのぞき、そしてそれから、コリアン・タウンに行く。こちらは観光化されていることもあるせいか、活気がある。だけど、仕事をしているっていう活気はやはり大事だなあ。キムチや豚肉の店がならぶ。韓国のさまざまな文化的なものをならべる店も少なくないし、おしゃれな店も多い。結構、楽しい。だけど、観音寺という韓国の民衆宗教系の寺院に行ったとき、やっぱりこの地に、在日の方が住むことになった、そしてその後の歩みというものを、正面から考えさせられた。故郷には帰るのが難しい人たちの寺。
 そもそも、猪飼野という地名が地図から消えたのも、差別と無関係ではない。いま、そういう歴史を振り返る、さまざまな取り組みもされている。

 案内をしていただいた方と、夕食。エネルギッシュに活動される方。お話をお聞きして、大いに刺激をうける。エネルギーになる。なかなかの出張の日々であった。

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