« 高江反対派排除 国が県道通行制限を検討 | トップページ | 水爆実験 60年目の真実 ~ヒロシマが迫る"埋もれた被ばく"~ »

2014/08/06

広島原爆の日:市長、憲法の重み訴え

 69回目の広島の日。それはそれで、厳粛な気持ちになる。市長は、長崎とくらべ、いろいろ言われているわけだけど。

広島原爆の日:市長、憲法の重み訴え(毎日新聞)

 広島は6日、米国による原爆投下から69回目の原爆の日を迎えた。戦後70年を目前に集団的自衛権の行使容認について議論が進むなか、平和記念式典で松井一実・広島市長は、日本政府に対し「今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義のもとで、69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要がある」と指摘した。安倍晋三首相はあいさつで「核兵器のない世界を実現する責務がある」と表明したが、昨年に続き、第1次政権時で述べた「憲法遵守(じゅんしゅ)」の文言は盛り込まなかった。
◇首相「核兵器ない世界に」
 広島市には早朝、大雨、洪水警報が発令された。式典会場の平和記念公園も強い雨に見舞われたが、夜明け前から多くの人が訪れ、原爆慰霊碑に手を合わせ犠牲者を悼んだ。雨の中の式典開催は、1971年以来43年ぶり。午前8時に始まった式典には、被爆者や遺族ら約4万5000人が参列し、海外からも68カ国が参列した。核を保有する5大国のうち、中国を除く米英仏露の代表がそろった。
 松井市長は平和宣言に、子供のころに原爆で大きく人生を変えられた人たちの体験を盛り込んだ。建物疎開の作業中に被爆した少年少女や、壮絶な体験をした孤児、放射線による健康不安で苦しんだ子供を取り上げ、原爆を「温かい家族の愛情や未来の夢を奪い、人生を大きくゆがめた『絶対悪』」だと指摘。各国の政治指導者に対し、核抑止力に頼らず、「信頼と対話による新たな安全保障の仕組みづくりに全力で取り組んでください」と訴えた。また、オバマ米大統領の名前を挙げて、核保有国の指導者に被爆地を訪れるよう呼びかけた。…

 安倍さんのあいさつのこころのこもらなさ、憲法をあえてはずしてしまうのと比して、いまの焦点もそれはそれでうきぼりになる。そもそも、元官僚の、生粋の自民党系市長である。だから、いろいろある。それでも、こうした発言になるということはいろいろ考えさせられるし、注目させられたりするところでもあると思うなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 高江反対派排除 国が県道通行制限を検討 | トップページ | 水爆実験 60年目の真実 ~ヒロシマが迫る"埋もれた被ばく"~ »

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 広島原爆の日:市長、憲法の重み訴え:

« 高江反対派排除 国が県道通行制限を検討 | トップページ | 水爆実験 60年目の真実 ~ヒロシマが迫る"埋もれた被ばく"~ »

無料ブログはココログ
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31