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2014/07/03

教育再生会議:小中一貫制度化を提言…「中1の壁」に対処

 うーん。次から次へと。

教育再生会議:小中一貫制度化を提言…「中1の壁」に対処(毎日新聞)

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は3日、学制改革に関する提言を安倍晋三首相に提出した。「小中一貫教育学校」(仮称)を制度化し、現行の小学校6年、中学校3年の「6・3制」を市区町村の判断で「4・3・2制」「5・4制」など地域の状況に合わせて決められるよう提言。小・中両校など複数校種で指導できる免許の新設も盛り込んだ。提言を受け、文部科学省は来年の通常国会で法改正し、早ければ2016年度からの小中一貫校制度化を目指す。
 今回は昨年10月の入試改革に続く第5次提言で(1)学制の柔軟化(2)教員改革(3)教育財源の3本柱。学制では、中学1年生に不登校やいじめが増える「中1の壁」が問題化しているため小中間の円滑移行が必要として小中一貫校の制度化を挙げた。
 また、短大や専門学校から大学への編入、大学間の転学拡充や大学への飛び入学のための高校早期卒業の制度化も提言した。
 これらについて、下村博文文科相は「直ちに検討し実行する」と述べ、来年の通常国会に法案を提出する方針を示した。
 3〜5歳の幼児教育の段階的無償化や実践的な職業教育をする高等教育機関の創設も提言されたが、下村文科相は「必要な財源を確保し環境整備を図った上で実行する」とし、中長期的目標に掲げた。
 同会議はこれまでに(1)いじめ問題(2)教育委員会改革(3)大学改革(4)入試改革を提言。(1)〜(3)はすでに関連法が成立・改正され、(4)は現在、中央教育審議会で制度設計の議論が進んでいる。
◇「段差」解消目指す
 戦後、米国をモデルに導入され、約70年続いてきた「6・3制」の義務教育の改革。教育再生実行会議の提言には子供の実態と制度のズレが、学校で深刻になっている背景がある。
 「中1の壁」は典型例だ。学級担任が基本的に全教科を教える小学校に対し、中学校では教科担任制に変わり、学習内容も高度になる。そのため、環境の変化に適応できず、ストレスを抱えた中学1年で不登校やいじめが増えている実態がある。文部科学省の2012年度調査では、小学6年の不登校児童は6920人だったが、中学1年では2万1194人と約3倍だ。いじめの認知件数も小学3〜6年と中学2年は各学年2万件前後だが、中学1年は2万9574件と多い。…

 これがその提言なるものだけど。

 幼児教育の重視が求められているのはまちがいなくそうだけど、いま子どもたちの世界で何がおきているのかを正面から見ているのだろうか。異常な競争と評価にさらされたもとで、そして格差と貧困の拡大するもとで。結果としてもたらすのは、そういったものをいっそう幼児期に持ちこむことにならないのか?

 中一の壁というが、いまの中学教育を検証しているのだろうか? これまで、小中一貫校おこっているのは、むしろ中学教育の前倒しの持ち込みによる初等教育課程の破壊にすぎないではないのか? それをいっそうおしすすめ、中学での教育は、いっそうの競争が。受験学力によるゆがみの拡大が。想像するだけで、おそろしい。どうして、これでいじめや不登校の解決につながるというのだろうか?エビデンスがないのが教育再生というえばそれまでなにだけど。

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