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2014/07/08

ヘイトスピーチ「街宣差し止め」一審支持 朝鮮学校妨害

 言うまでもなく、人権にかかわる裁判。だからこそ、裁判所は、懲罰的な意味をこめて、高額の賠償を命じた。その一審の判断を支持した当然の判決。

ヘイトスピーチ「街宣差し止め」一審支持 朝鮮学校妨害(朝日新聞)

 京都朝鮮第一初級学校(京都市、現・京都朝鮮初級学校)周辺で「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の会員らがヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)をしたことが名誉毀損(きそん)にあたるかが争われた訴訟の判決が8日、大阪高裁であった。森宏司裁判長は在特会側の控訴を棄却。「学校の児童が人種差別という不条理な行為で多大な精神的被害を被った」と述べ、約1226万円の異例の高額賠償と新たな街宣活動の差し止めを命じた一審・京都地裁判決を維持した。
 原告代理人によると、ヘイトスピーチに対する損害賠償が高裁段階で認められたのは初めて。在特会側は上告する方針だ。
 一審判決によると、在特会の会員らは2009年12月~10年3月、当時京都市南区にあった同校周辺で、「キムチ臭いで」「保健所で処分しろ、犬の方が賢い」「朝鮮半島へ帰れ」などと3回にわたり演説した。この演説内容が名誉毀損や業務妨害にあたるとして、同校を運営する学校法人「京都朝鮮学園」が計3千万円の損害賠償や学校周辺での街宣活動の禁止を求めていた。
 一審判決は演説内容が日本も加盟する人種差別撤廃条約に照らして「人種差別」にあたると判断。そのうえで「条約の責務に基づき、人種差別行為に対する効果的な救済措置となるような額にすべきだ」として高額の賠償を命じた。
 在特会側は控訴審で、学校側が児童公園を占拠していたことに抗議する公益目的があったとして「表現の自由で保護される」と主張。「人種差別撤廃条約が禁じる人種差別の対象はあまりにも広く、表現の自由に抵触する」として、同条約を根拠にした名誉毀損の認定や損害額の算定は誤りだと訴えていた。…

 しかし、彼らは、今になってなぜこうまでも卑劣なことをやったりするのだろうか?これだけ、長く存在する人に対しての攻撃は、ヨーロッパに極右と比しても特殊と、エマニュエル・トッドが言っていたけど、なるほど、考えさせられる点でもある。

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コメント

「キムチ臭いで」「保健所で処分しろ、犬の方が賢い」「朝鮮半島へ帰れ」なんてことだけでも、世界的に見れば、人種差別どころ以前の問題に他ならないし、これだけでも物凄い笑い話にしかならないのは当然のことですが、これに対しての言い分として、「学校側が児童公園を占拠していたことに抗議する公益目的があったとして「表現の自由で保護される」と主張。「人種差別撤廃条約が禁じる人種差別の対象はあまりにも広く、表現の自由に抵触する」」なんていう主張には、言い訳にもならないどころか、こんな連中こそ、全人類の大敵に他ならないという真実を裏付ける動かぬ証拠を、自ら曝け出してくれたに過ぎないという真実を見破れば、もう怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるどころではないし、此れ程恥ずかしいことはないと同時に、さすがに相手にしたくはないし、議論なんかしたくもないし、どうせ子供の喧嘩に巻き込まれるだけではたまったものではないし、幾らでも無視をして、今度はまんまと騙されたふりをすれば、幾らでも世界に対して、思う存分に馬鹿にされて、それこそこのようなヘイトデモこそ、「恥知らずの泣き無視デモ」とでも称して、幾らでもどこかの号泣議員ではありませんが、幾らでもワーワー涙を流して、大いに泣き叫ばせながら、こうした在日朝鮮人の皆様には、幾らでもキムチをお返しにぶつけさせ、涙とキムチだらけになるのを、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、勝手に堕落していくのを見届けてあげるしかないのは、此れ程悲しいことはございませんが、これもこうした連中が自ら選択した運命に他ならないと割り切って、そっと静かに歴史の闇の中に葬り捨ててしまうしかないのは、致し方ありませんね。
これを乗り越えて行くことで、中国、韓国に対しては、まんまと騙されたふりをして、「戦前の日本が仕出かした悪事全ての罪に対しては、深くお詫び申し上げますと共に、このような戦前の日本の全てを、ナチスドイツと同様に、誇りを持って歴史の闇の中に全てを葬り捨ててしまうことで、再発防止に繋げて参りたく存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えて行くことで、名誉ある孤立化をして東アジアの片隅に、天皇陛下と共に、そっと静かに没落させていくことで、ただひっそりといないふりをしながら、円をドルと無理心中させることもなく、成熟した大人の国として生まれ変わって、ニ度と変な戦争に巻き込まれることもなければ、変なとばっちりを受けるようなことも無い様にして、そっと静かに自立して行く道を選択して、日本の運命を大きく変えて、心豊かで尊い社会福祉国家として生き残る道を選択することで、「間抜けのどんでん返し」とでも称する、物凄い「逆転の罠」として利用して行けば、構わないのではないでしょうか。

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