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2014/07/14

全国憲法研究会「平和と安全保障構想の今」

Photo1  土曜日は、全国憲法研究会、「平和と安全保障構想の今」と題された講演会。まず、代表の水島朝穂さんが、挨拶と問題提起。水島さんは、あいかわらず、切れ味するどい。そして、みごとなアジテーションにもなっていた。
 続いて、森肇志さんが、「国際法上の集団的自衛権」と題した報告。『自衛権の基層』という本を書いて有名な若手国際法学者だけど、その本はパラパラ見たけど、難しくってねえ。国際法というのは、べつに世界連邦見たいな国家機関があるわけではないから、その規範性というものをどう考えるかはいろいろ議論があるのだろうと思う。そしてそれをつくる経緯も。法解釈そのものが、とっても問われれうこととなり、それが国際社会の議論の積み重ねになるのだろうけど。だから、解釈といいことがいろいろ展開される。とってもまどろっこしい説明だけど、集団的自衛権をめぐっても、森さんの考え方では、集団安全保障を補完するという側面と、行き過ぎた行使がおこなわれる面があることを指摘し、後者への認識があるのかを問いかけるというもの。とってもまどろっこしく、いまの政府の動向を婉曲に批判とでも言えようかな。ただ、憲章の武力の行使と威嚇の禁止などの動向に価値をきちんと見て、その規範性がどのように拡大しているのかというような見方ではなく、あくまで相対的な見方んだろうけど。
 つづいて、われらが小澤隆一さん。相当工夫をしながら、なぜ、自衛権行使容認の決定がおこなわれるのかという問題と、その問題性について考えるというもの。あえて、安保条約という問題から、国際的な安全保障環境についても展開しつつ、その危険を明らかにする。なかなか、熱のこもった報告。
 蟻川恒正さんが、コメント。さすが樋口さんのお弟子さんだなあという教養あふれたコメントで、案外、いやらしさもなく。ただ辛辣に、安倍さんの会見は、あれで、解釈の変更を説明したというが、なにも説明していないと喝破。立憲主義ということばにも、慎重な限定をかけるのは、樋口さんや石川さんと同じ文脈でのことなんだろうなあ。
 という感じで、こうしたメンバーでも、予想以上になかなか面白く、だけど、半面はまどろっこしくイライラもしながら。ボク的には、携帯が動かなくなって、そういうイライラもあって。

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