島ぐるみ会議2千人結集「基地支配を拒否」
昨日、仲井真さんが出馬表明して、いよいよ沖縄の知事選がはじまる。その前に、オール沖縄の再構築をめざす動きがおこっている。
島ぐるみ会議2千人結集「基地支配を拒否」(沖縄タイムス)オスプレイの配備撤回と普天間飛行場の閉鎖・県内移設断念を求める「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」は27日午後、宜野湾市民会館で結成大会を開いた。名護市辺野古の海上で政府が普天間代替施設の移設作業を進めようとする中で「辺野古強行を止めさせよう―沖縄の心をひとつに―」をテーマに2075人(主催者発表)が結集した。
大会では結成アピールを採択。2013年1月に県内41市町村長、議会議長、県議会議長らが署名した建白書の安倍晋三首相への直接提出を「歴史的行動」と位置付け、政府の辺野古移設推進を「民意と尊厳を踏みにじり、社会正義と民主主義の基本をも否定している」と糾弾する内容。
さらに、在日米軍基地の集中を構造的差別とし、基地の返還が経済的発展につながるとした上で、「基地に支配され続ける沖縄の未来を、私たちは拒絶します。子どもに希望ある沖縄の未来を引き継ぐ責務、沖縄らしい優しい社会を自由につくる権利がある」と主張。
県内移設断念を求める建白書の実現を求めるため「沖縄の心をひとつにし、島ぐるみの再結集を全県民に呼びかけます」としている。
共同代表の大城貴代子(元県女性政策室長)、大城紀夫(連合沖縄会長)、呉屋守將(金秀グループ会長)、平良朝敬(かりゆしグループCEO)、高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会代表)、友寄信助(元社民党県連委員長)、仲里利信(元県議会議長)、宮城篤実(前嘉手納町長)、由井晶子(元沖縄タイムス編集局長)、吉元政矩(元副知事)の11氏が壇上から「もう一度オール沖縄を」と訴えた。…
島ぐるみ会は知事選に直接関わらないとしているそうだ。だけど、その根本には建白書がある。そして、建白書こそが、知事選の争点とも言える。
さは、いよいよだぞ!
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