委員に佐々木元東大学長ら=衆院選改革の第三者機関
なんなんだよなあ、これ。
委員に佐々木元東大学長ら=衆院選改革の第三者機関(時事通信)伊吹文明衆院議長は29日午前、国会内で与野党の幹事長らと会談し、議員定数削減など衆院選挙制度改革案について検討する第三者機関「衆院選挙制度に関する調査会」の委員を、佐々木毅元東大学長ら15人とすることを伝えた。調査会は9月初旬に初会合を開き検討に着手する。
委員は、佐々木氏のほか、経済・労働界から荒木毅富良野商工会議所会頭、並木泰宗連合政治局長、地方自治体から平井伸治鳥取県知事ら、メディア業界から山田孝男毎日新聞社特別編集委員らが起用された。
伊吹氏は、会談の冒頭「(人選には)民主党など野党5党の意見も十分考慮した」と説明。「きのうまでに委嘱をお願いするということで全員からOKをいただいた」と語った。
衆院議院運営委員会は6月、与野党協議の行き詰まりを受け、議長の諮問機関である調査会の設置を議決。与野党は委員の人選を伊吹氏に一任していた。調査会への諮問内容は議員定数削減や「1票の格差」是正策などで、具体案をまとめ次第、議長に答申する。
いまの政治の混迷や、劇場化、有権者との距離のひろがりの最大の要因は、小選挙区制であり、「政治改革」だったと思うのだけど。しかも、その後の、2大政党制やマニフェスト選挙などのまやかしをリードしてきたのが、民間政治臨調であり、その後身の21世紀臨調であったわけだけど、その代表が、この佐々木さんではなかったのか? 自分がつくった混迷を、その責任ある人が打開策の具体化を提案するなんて、まったくのブラックジョーク。なんで、こんなことしかできないのかなあ。巨大与党は、ほんとによくわかっていない。だから…。
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