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2014/07/12

琉球新報が伝える 沖縄の「論理」と「肝心」

544 琉球新報の1面のコピーを紹介しつつ、社説を集めたのがこの本。2007年の教科書問題での県民大会から、ことし1月の名護市長選挙まで。1面は、本土では知られていない、沖縄の苦しみの大きさを伝える。また、琉球新報の社説は、どこまでも熱く、骨太でもある。
 もちろん、琉球新報の主張にはいろいろ言いたいことがある。ともすれば沖縄「差別」を強調し(これはこれで、一面はあたっているのだけど)、そのために、本土との分断をはかりかねないこともあるし、大きな県民の団結をリードするうえでかかせない、沖縄の現状についての本質的分析に弱さなどは、そうだ。安保についての分析の弱さは、程度の差こそあれ、本土のメディアとも共通する。
 それでも、この7年の社説を読み通して、沖縄戦から続く沖縄の苦難、つねに軍事優先に直面し、人権も民主主義もふみにじられてきた歴史に対する問いが太く貫かれ、それが県民の共通の思いになっていることがよくわかるのだ。「肝心」(ちむくぐる)とは、「心の奥底にひそむ想念(おもい)」のことを言うそうだ。その問いかけが、今度の県知事選で問われることになる。
 経済的な困難、社会資源の遅れ(その要因はやはり基地と軍事優先にほかならないのだけど)、一方で、尖閣を抱え、中国脅威への揺れもある。そういうなかで、この問いを深く、広く広げること。そのことを本土でも共有しなければいけないのだと思うのだけれども。

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