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2014/06/21

(インタビュー)頼りにくい社会を変える 熊谷晋一郎さん

 最近、朝日のオピニオン欄のインタビューが結構、おもしろい。お堅い入江さんの話もそうだけど、豊中のCSWの方のインタビューも。今日は熊谷さん。彼の考え方がよくわかる。

(インタビュー)頼りにくい社会を変える 熊谷晋一郎さん(朝日新聞)

 所在不明のまま衰弱死した幼児、ネット登録のベビーシッターのもとで起きた死亡事件、認知症高齢者の大量行方不明。救いの手を求めることはできなかったのか、と思わずにいられない出来事が続く。脳性まひで車いす生活を送る熊谷晋一郎さんは、日本社会に今必要なのは「自立と依存をめぐる考え方を大胆に更新させること」だと語る。
――自立と依存、どこに問題があるのでしょう。
 「二つの言葉は普通、対の意味で考えられていますよね。たとえば健常者は自立し、障害者は他人の介助に依存している、というふうに。英語でもindependence、dependenceです。しかし本当に対の関係でしょうか」
 「健常者が他人の助けを借りずに生活できているのは、多数派にあわせて設計された社会システムのおかげです。下支えするモノや制度、つまり依存先が多い。逆に障害者は、依存先が極端に限られている。本来、人は何かに依存しなければ生きられないのだから、自立は錯覚です。問題は依存先の数の差です」
 「依存先の数が限りなく増えた先に自立が実現する。independenceより、multi‐dependenceの方が適切ではないかと思います。私はそれを『依存先の分散』と呼んでいます」…

 親密な依存の危険と、依存先の数こそが重要だと。そして、障害者はその依存の数が少ないと。当事者ならではの視線から、ボクらが見落としている問題をうきぼりにしてくれる。こういう記事を読むと、もっと勉強したくなるなあ。

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