日本の若者「自分への満足感」最も低く
昨日は、出張だったので、昨日のニュースをクリップしておく。
日本の若者「自分への満足感」最も低く(NHKニュース)政府は3日の閣議で、ことしの「子ども・若者白書」を決定し、この中では、日本やアメリカなど7か国の若者の意識調査が特集として掲載され、「自分自身に満足している」と答えた日本の若者の割合はおよそ46%で、7か国で最も低くなっています。
ことしの「子ども・若者白書」では、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国の13歳から29歳までの男女を対象にインターネットを通じて意識調査を行い、合わせて7400人余りから回答を得た結果が、特集として掲載されています。
それによりますと、「自分自身に満足しているか」という質問に対し、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」と答えた若者の割合は、日本以外はいずれも70%を超えていたのに対し、日本は最も低く、45.8%でした。
また、「自分の将来に希望を持っている」と答えた若者の割合でも、日本以外はいずれも80%を超えていたのに対し、日本は61.6%でした。
一方、「自分の国のために役立つことをしたい」と答えた若者の割合は、日本が最も高く54.5%でした。
この結果について、白書では「みずからを肯定的に捉える感情を育むには、家庭や学校、地域が一体となって、若者の成長を支える環境づくりを進める取り組みが必要だ」としています。
これがその「子ども・若者白書」の現物。
ほんでもって、特集には、こんな調査が。平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査
○諸外国と比べて,自己を肯定的に捉えている者の割合が低い。
○諸外国と比べて,うまくいくかわからないことに対し意欲的に取り組むという意識が低く,つまらない,やる気が出ないと感じる若者が多い。
○諸外国と比べて,悲しい,ゆううつだと感じている者の割合が高い。
○諸外国の若者と同程度かそれ以上に,規範意識を持っている。
○社会問題への関与や自身の社会参加について,日本の若者の意識は諸外国と比べて,相対的に低い。
○諸外国と比べて,自分の将来に明るい希望を持っていない。
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