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2014/06/15

シンポジウム 歴史教科書 いままでとこれから PART Ⅹ

 今日は、午後から、表題のシンポ。久しぶりに参加。

 まず、石山さんが、「最近の教育委員会制度改変と小学校教科書 (2015年度使用開始)をめぐる状況」を報告。遅れたので、半分ぐらいしか聞けなかった。ごめんなさい石山センセ。

 続いて、「近年の歴史教科書記述の変動とその学問的ならびに社会的背景」。まず東京歴史科学研究会のメンバーが「日中戦争の全体像について」。南京虐殺や治安戦などとともに、銃後の国民まで、山川、実教、東書の教科書を経年的に比較する。最新の歴史学の知見との関係での議論もあって、勉強になる。と同時に歴史学と歴史教育という問題を考えさせられる。質疑応答もおもしろかった。
 つぎに歴史教育者協議会の現場の中学の先生が「日本軍『慰安婦』について」の授業実践。こういう時代で、この授業は、そうとうの勇気とともに、信念というか、すごい頑固さというのも感じた。そうとう。だけど刺激的で、同時に、特殊な授業としてではなく、どう一般化というか、社会的合意を広げるか(K先生が発言していたかな)はやっぱり課題。

 夕方、ちょっと用事があったので、少し早めに、会場を離脱。でも勉強と刺激になった。

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