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2014/05/17

福島第一「ALPS」でまたトラブル

 フクイチの現場ではほんとにいろんなことが起こっている。

福島第一「ALPS」でまたトラブル(NHKニュース)

 東京電力福島第一原子力発電所で試験運転が行われている汚染水の処理設備「ALPS」で処理前に取り除く必要があるカルシウムの濃度が下がらなくなるトラブルがあり、東京電力はトラブルがあった系統の処理を停止しました。
ALPSでは同じようなトラブルが相次ぎ、安定した運転に入れない状態が続いています。…

濃度下げ敷地内に散水 東電、基準値超の堰内雨水(福島民友)

 東京電力は16日、福島第1原発の汚染水を保管する、地上タンク群を囲む堰(せき)内の雨水について、東電が定めた堰外への排水基準値を超える放射性物質が検出された場合は、濃度を下げた上で敷地内に散水すると発表した。東電が排水基準を超える水の取り扱い方針を示すのは初めて。散水前の水質分析の過程について、透明性の確保が焦点となる。
 基準値を超えた堰内の水は、新たに整備した放射性物質を取り除く淡水化装置計4基で処理し、濃度を基準値未満まで下げた後、散水する。東電の事前試験でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万2000ベクレル含まれる水を装置で処理したところ、濃度は検出限界値未満まで下がったという。
 一方、散水前の水の分析は現時点で東電が単独で行う方針で、信頼性が確保できるかは不透明だ。県は16日、県庁に東電の社内分社「福島第1廃炉推進カンパニー」の河合雅彦副責任者を呼び、第三者機関を交えるなど水質分析の信頼性を向上させるよう要請したほか、散水する前の情報開示の徹底も求めた。

福島第1原発で超過作業 下請け企業に是正勧告(福島民友)

 東京電力福島第1原発の事故収束作業現場で、労働基準法に違反して作業員に1日10時間超の作業をさせていたとして、大手ゼネコン、安藤ハザマ(東京)の下請け企業が、富岡労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが16日、安藤ハザマなどへの取材で分かった。安藤ハザマも、適正に管理するよう指導を受けた。
 安藤ハザマによると、勧告を受けたのは、汚染水を入れる溶接型タンクの増設工事。同法に基づき、同原発敷地内での作業は残業分を含め1日10時間に制限されているが、それを超えて作業員を働かせたという。勧告を受けたのは4月で、県外に本社を置く下請け企業。
 勧告や指導を受けたことについて、安藤ハザマは「厳粛に受け止め、再発防止対策を講じたい」としている。

汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻(東京新聞)

 東京電力福島第一原発から漏れた汚染水が、沖合の海にまで拡散し続けている可能性の高いことが、原子力規制委員会が公開している海水データの分析から分かった。安倍晋三首相は昨年九月、国際社会に向かって「汚染の影響は専用港内で完全にブロックされている」と強調したが、現実には放射性セシウムはブロックされず、海を汚し続けている。
 かつて海外の核実験により放射性物質が日本にも降り注いだため、国は財団法人海洋生物環境研究所などに委託し海水中の放射性セシウム137濃度などを高精度で分析してきた。原子力規制委員会は一九八四年以降のデータを公開、福島第一の沖合三十キロ付近も調査地点に含まれていた。
 二〇一一年の福島事故で、福島沖の同地点の濃度は直前の値から一挙に最大二十万倍近い一リットル当たり一九〇ベクレル(法定の放出基準は九〇ベクレル)に急上昇した。それでも半年後には一万分の一程度にまで急減した。
 一九四〇年代から世界各地で行われた核実験の影響は、海の強い拡散力で徐々に小さくなり、八六年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故で濃度は一時的に上がったが、二年ほどでかつての低下ペースとなった。このため専門家らは、福島事故でも二年程度で濃度低下が元のペースに戻ると期待していた。
 ところが、現実には二〇一二年夏ごろから下がり具合が鈍くなり、事故前の水準の二倍以上の〇・〇〇二~〇・〇〇七ベクレルで一進一退が続いている。
 福島沖の濃度を調べてきた東京海洋大の神田穣太(じょうた)教授は「低下しないのは、福島第一から外洋への継続的なセシウムの供給があるということ」と指摘する。
 海水が一ベクレル程度まで汚染されていないと、食品基準(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える魚は出ないとされる。現在の海水レベルは数百分の一の汚染状況のため、「大きな環境影響が出るレベルではない」(神田教授)。ただし福島第一の専用港内では、一二年初夏ごろから一リットル当たり二〇ベクレル前後のセシウム137が検出され続けている。沖合の濃度推移と非常に似ている。
 神田教授は「溶けた核燃料の状態がよく分からない現状で、沖への汚染がどう変わるか分からない。海への汚染が続いていることを前提に、不測の事態が起きないように監視していく必要がある」と話している。

 まあ、今日のニュースだけでもでるわ、でるわ。いろいろ福島について議論になっているけれども、いま直視すべきことの1つは、決して、福島原発事故は収束してわけではなく、いまも放射性物質を垂れ流し続けているということだし、そこにある放射性物質に対して、有効な対処ができていないこと。そこに知恵と力を集中しなければならないし、そこに働く人の安全を最優先しなければならないことだと思うのだけど。
 ほんとに何とかしなければいけない課題だと思う。

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