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2014/05/30

国の補助率縮小見直しを 生活保護世帯の学習支援

 白井さんの記事。考えさせられる。

国の補助率縮小見直しを 生活保護世帯の学習支援(中日新聞)

 生活保護世帯の中学生らを対象にした学習支援事業を行う自治体が各地で増えているが、来年度以降は事業を縮小する自治体が増えかねない状況だ。制度変更によって国の補助率が縮小され、自治体の負担が大きくなるためだ。この事業の関係者らは「貧困の連鎖を防ぐ重要な事業なので、国は何とか予算を確保してほしい」と訴えている。
 この事業に県単位でいち早く取り組んだのが埼玉県だ。二〇一〇年秋に県内五カ所に中学生対象の学習教室を設置してスタート。今では学習教室は、中学生対象が十七カ所、高校生対象が七カ所と増えている。さいたま市も独自で七カ所に学習教室を設置している。
 県事業の中学生を対象にした教室を見学させてもらった。特別養護老人ホームの一室が午後六時すぎから教室に様変わり。三人の男子中学生が自転車で到着した。支援員や大学生ボランティアらがマンツーマン方式でじっくり教える。指導は無料で受けられる。
 中学一年のときから通っているという中学三年生は「成績が二倍(五段階評価の合計)になったのがうれしい」「クリスマス会などのイベントも楽しい」などと話してくれた。
 中学になると授業についていけない生徒が増える。生活保護世帯の場合は貧困で塾に行けない上に、一人親世帯の比率が高く、その親が病気がちであることが多いなど環境が厳しい。そのため、普通の生徒よりも成績が悪くなったり、希望を失ったりしやすい。
 こうした生徒らの多くが、丁寧に教えてもらうことで理解できる部分が増えて自信を取り戻す。支援員らはこの教室への参加を勧めるため、家庭訪問も実施する。支援員らは「生徒らが教室を『居場所』と感じてくれている」と話す。
 一三年は、県事業の対象になり得る保護世帯の中学三年生七百六十七人のうち三百十六人が教室に参加。そのうち三百九人が高校に進学した。進学率は97・8%。この事業がなかった〇九年の生活保護世帯の中学三年の高校進学率は86・9%だったので、事業の効果は明らかだ。…

 埼玉のアスポートはあまりにも有名。同じ規模での支援活動ができるのか。
 先日も、なくそう!こどもの貧困の集会で、京都の醍醐のこどものひろばの「仁の物語」のDVDを見た。すごく感動した。
 ここにその映像があるのでぜひ。http://www.kodohiro.com/modules/pico/index.php?content_id=14
 こうした学習支援が、子どもの居場所として、かなり決定的な役割をはたしているのは、もう間違いないことなのに。
 これで、事業が縮小してしまえば、というか国の責任が後退してしまえば、生活困窮者支援法そのもののありようが問われることになりはしないか?
 うーん。

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