日本の医療は守れるか? ~"2025年問題"の衝撃~
今日のNスペ。ボクは医療問題はまったくの素人なので。
誰もが、いつどんな時でも自由に病院を利用できる日本の医療が今、深刻な危機に直面しています。原因は、団塊の世代が75歳に達する“2025年問題”。患者が増え、医療費が急増すると予測されているのです。この危機をどう乗り越えるのか?今、「病院から在宅への転換」など、これまでの日本の医療を見直す、様々な改革が議論されようとしています。一方、財政面の視点ばかりに重きがおかれ、患者や家族が置き去りにされるのではないかと不安視する声があがっています。2025年まで、あと10年余り。医療費の伸びを抑えながら、安心できる医療をどう築いていけばよいのか?市民のみなさんの不安の声や、住民ぐるみでわが町の医療を守ろうと立ち上がった地域、世界の取り組みなどをもとに、議論します。
うーん。家庭医だとか、地域包括だとか、すべてを否定するつもりはないのだけれども。だけど、そもそも、医療は危機だという危機を、その中身をきちんと検討することなく、だからこういう方向しかないんだという議論のもっていきかたはどうかと思う。
医療の未来の難しさは、大きな社会全体のありようとは無関係でないのだけど、そこは問われないし、そのなかでの政治そのもののあり方、政治の中で医療がどのように位置づけられてきたのかという問題があるはずで、だけど、そういう視野も視点もないんだもの。そういうのを無視して、かなり狭い医療政策だけをとりあげても。
しかも、その医療政策も、危機に対応できているのかという視点だけど、なぜ、そのような問題をはらむようになっているのかという歴史的な分析もないなあ。もっといえば、医療の後退で、医療をうけられなくなっている現状についての視点もない。
これってなに?素人的に感じたりするのだけどなあ。
どうなんでしょうね。こういう議論のあり方って。
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