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2014/05/22

子どもの貧困II 解決策を考える

S1467 前著から5年。阿部さんの新著も、読んでみた。ちょっと、途中で中断しちゃったけど。
 この5年間、子どもの貧困はどうなったのか。まずデータでおう。そのうえで、どういう解決策が求められているのかが本書のテーマ。さすがに、厚生労働省内の研究機関。その議論は緻密。これまで、ボクがやったことのないような政策検討の方法などが続く。なるほど、こういう考え方があるのか。
 普遍主義か選別主義か、現金給付か現物給付か。これもまた、新しいデータにもとづきながら、ボクの思い込みを覆してしまうような議論をする。なるほどーって思う。
 結局、考えさせられたのは、やはり子どもの貧困対策を考えるうえでの、教育・学校の役割・位置の重要性、メンタープログラムのような関係性の支援、そして,子どもの貧困対策法の時代だからこそ、その法律をどういかすのか、そのためにも政策のポイントをいかに子どもの貧困対策に焦点化させるのかってことを考えた。

あさっては、以下のとりくみ。

■第2回「生かそう!子どもの貧困対策法」市民のつどい
日時:2014年5月24日(土)
12:30開場 13:00~16:00

会場:豊島区勤労福祉会館 大会議室
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4/池袋駅西口より徒歩約10分
アクセス http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/#nav_access
資料代:500円(可能な方より、学生無料)

★参加ご希望の方は、件名に【市民のつどい申込】と明記のうえ、
①お名前、②お立場・ご所属、③お住まいの都道府県、④電話番号、
⑤対策法・大綱への意見、要望、訴えたいことなど(任意)をご記入いただき、
5月23日(金)までに、下記のアドレス宛にお申し込みください。
mail@end-childpoverty.jp
■当日参加歓迎ですが、準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
——————————————-
■プログラム(予定)
<1部> 13:00~14:15
①子どもの貧困対策に関する検討会の進捗状況について報告
②子ども・若者の声・支援の現場から
・奨学金問題の現状と課題
岩重佳治さん/弁護士・奨学金問題対策全国会議事務局長・日弁連貧困問題対策本
部委員
・学校に行きづらい子どもたち――スクールソーシャルワーカーの立場から
荒巻りかさん/ソーシャルワーカー
・見過ごされてきた障害児の生活と発達の貧困
小野川文子さん/大和大学教育学部教育学科准教授
・社会的養護の子どもたちにも生かされる子どもの貧困対策法に!
高橋亜美さん/ アフターケア相談所ゆずりは所長

<2部> 14:30~16:00
①グループ討論/大綱や自治体計画に望むこと・要望などを討議
②グループ討論の報告と全体討論
——————————————-
★問い合わせ・当日連絡先:
TEL 070-6576-3495
E-mail mail@end-childpoverty.jp

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