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2014/04/23

【全国学力テスト】 「課題分析で学力アップ」 過去問対策、成果に疑問も

 うーん。昨日のニュースだけど、記録のために。だけどなあ。

【全国学力テスト】 「課題分析で学力アップ」 過去問対策、成果に疑問も(共同通信)

 全国の教育委員会は、全国学力テストの結果を活用し、浮き彫りになった課題を分析して児童生徒の学力アップを図ろうとしている。成果を上げている教育委員会もあるが、テスト対策ばかりが進むことに疑問の声もある。
 「授業内容が充実し、学力は上がってきている」。山口県教委の担当者は胸を張る。同県は、テストが始まった2007年度、小学校の 国語、算数のA・B問題すべてで 平均正答率が全国平均を下回っていた。
 県教委によると、県内の児童は、活用力を問う問題や、自分の考えを表現する問いが苦手な傾向があり、そうした問題に対応できるよう、08年度から教委が独自に作った教材やテストを学校で使う試みを始めた。
 学力向上担当の教員が地域の学校を回って授業改善を図る取り組みも始め、現在は全教科で全国平均を上回っている。
 一方、前回のテストで小学校国語Aが全国最下位だった静岡県。全公立小中学校の管理職を集めた集会を開いたり、過去の出題を基に作った教材を学校に提供したりして、汚名返上に躍起だ。
 県内の40代の男性教諭は「テスト結果が刺激になり、以前より熱心な指導が行われているのは事実」と話す。一方で「過去問などで対策すればビリにはならないが、それで本当に学力が身に付いたと言えるのか疑問だ」と懸念も募らせる。

 今日の新聞を読んでいて、かなり広範囲にわたって、テスト準備のための対策がおこなわれていることが浮き彫りになっている。それが、いま社会が求めている力というものとはまったく無縁で、だからこそ、そうでない学力が、いわば財界や支配層もふくめて、繰り返し議論されているにもかかわらず。
 そして、今回、公表が可能になり、その圧力が高まり、さらにこの傾向に拍車がかかりそうな感じ。
 いったいどうするのか。

 教育は、子どもと教師がつくるもの。その子にとって、どんな教育が求められるのか。そんな議論がなされたのか。
 学力テストについて、本質をついた議論をしたいものだ。

 社会全体が、この問題をしっかり議論していく。少なくとも、政策や制度はそれを後押ししたり、支えいたりしたりするものであるべきはず。だけど、この学力テストは、逆を向いている。ほんとに、勇気をもって、こういう政策のあり方に対して、ちがう方向に歩みだすような、そういう政策提起や議論が、もっとさまざまなところから出てこないと、ほんとうに大変な事態になっていくのだけれど。

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